US Vintage Strings Lamp

時に巡り合う正体不明のビンテージ。 いつ生まれどこで作られたのか。 何故このようなかたちになったのか。 得体の知れないそれらはデザイナー等の身元が知れた名品に劣らない魅力を放つことも。 本日ご紹介させて頂くのは、アノニマスな名プロダクトです。

匿名の灯

>>この商品の詳細を確認する 1960年代頃。 所謂ミッドセンチュリーモダンファニチャーの中でも匿名の魅力を持つストリングスランプ。 印象的な存在感と特有の光は無名ながらも多くのビンテージファンを魅了しています。 その名の通りナイロンコードで構成されたストリングスランプ。 プラスチックの羽に等間隔に巻き付けられたコードが作り出す立体的な幾何学模様が不思議な空気感を与えます。 高いデザイン性を持つと同時に、匿名性を纏うこのプロダクト。 メーカー、デザイナー等の詳細が知られておらずミッドセンチュリー期のアメリカで流行したと言われていますがそれ以上の情報を見かける事はありません。 正体不明の存在である点もこの照明の魅力のひとつと言えます。 ストリングスが描く空気感は見る角度や照明のオンオフで異なる表情を見せます。 プラスチックパーツがスモーキーカラーである点も非常にハイセンス。 絶妙で繊細なバランスが不思議な浮遊感を生み出し、空間に佇まいます。 空間を照らすだけではない、デザインされた照明。 必要不可欠な照明に与えられたデザインは奥深く、他の家具には無い魅力を持ちます。 このペンダントライトもそのひとつ。 匿名の灯を持つ、正体不明の名作のご紹介でした。