US Vintage
Strings Lamp
ビンテージ市場で高い人気を誇るストリングスランプ。
個人的にもすごく好きで、入荷のたびに惚れ惚れしているのですが、いつも不思議に思っていることが。
こんなに格好いいのにデザイナーやブランドで語られることが少ないんですよね。詳細不明なものが多く、情報も少ないことから、ややマニアックなアイテムとして位置づけられています。
そんな謎アイテムであるストリングスランプ、ファン必見の変わり種が入荷しております。
アノニマスな魅力
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ミッドセンチュリーの文脈で紹介されることが多いため、USの印象が強いですが、ストリングスランプはアメリカのほか、ドイツやポルトガルなど、1960~70年代を中心に多くの国で製造されていたようです。
特徴的なデザインの起源となったのはいったいどこなのか、非常に気になるところであります。
ストリングスランプといえば、アクリル板に細いテグスを張り巡らせたタイプが定番ですよね。
今回入荷したのはアイアンフレームにナイロンと思われるチューブが巻かれた、一風変わった仕様となります。弾力のあるストリングは丁寧に編み込まれ、経年によるたわみも無いグッドコンディション。
イエローとグリーンが交差するシェード。色使い一つでこんなにもパワフルな印象になるんですね。このポップに全振りしたルックス、相当珍しいのではないでしょうか?
消灯時も隠し切れない存在感が溢れていますが、点灯時のアイキャッチぶりはなかなかのものです。
特徴的なシェードが描く光の陰影もストリングスランプならではのもの。この構造でなければ得られない芸術的なシルエットがお部屋を彩ります。
触るのもはばかられるほど繊細な構造の個体が多いストリングスランプ。取扱いに気を使いそうで敬遠されている方も多いのではないでしょうか。
その点、こちらはアイアンフレームとナイロンのタフさ、とっつきやすい見た目と、ビンテージ照明をご検討中の方にぜひ候補に入れて頂きたい逸品です。