US Vintage
Wagon
無駄を省いたシンプルな美と素材が本来持つ美。
保たれた素晴らしいバランスは北欧家具の特徴でもあります。
北欧家具黄金期と呼ばれた50年代。
その魅力は飛び火し他の家具スタイルに大いなる影響を与えました。
本日ご紹介させて頂くのは、米国の北欧スタイルの名ビンテージ。
美意識の融合が生んだキャスターワゴンのご紹介です。
装飾とシンプルの間
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北欧ビンテージ家具を思わせるシンプルなデザインとそれらが引き立てる素材感。
フレームに施された程よい装飾。
キャスターパーツのデザインも良く、木材を引き締める役割を担います。

本来の北欧ビンテージには無い特有の気品。
これはアメリカの家具デザインの流行にあるのかもしれません。
アメリカ文化はヨーロッパの伝統を引き継いでいるとも言われており家具にもその影響が表れています。
北欧デザインをベースに自然と溶け込むライン。
この独特の佇まいは融合し新たに生まれたスタイルと言えます。

十分に深みを増した素材感も魅力のひとつ。
北欧家具と共通する点ですがこのワゴンにはユニークな仕様が与えられています。
どことなく赤褐色を帯びた木色と飴色。
杢目を良く見てみないと判らない点ですがパーツ毎に材が変えられている様です。
天板には美しい経年美を放つチーク材。
フレームには引き締まった艶のウォールナット材。
一目で感じる特有の気品はデザインだけでなくパーツの配置によって生まれるものでもありました。

気品あるデザインに与えらえたライトでスタイリッシュな佇まいと風合い。
古きよきUSビンテージの面影は残しつつも保たれた北欧の堅実さ。
ただ流行に流され、求められるものを作るだけでは未来に残るビンテージにはなり得ません。
すこし捻りの効いた、魅力的なビンテージアイテムです。
北欧スタイルは勿論、ミッドセンチュリーモダンの名作たちとも相性良く纏ってくれるはず。
