US Vintage
TYPEWRITER DESK
誰がデザインしたのか、どこで作られたのか、同じものは存在しているのか。
それすら分からないのに、ビンテージの持つ正体不明の魅力は私たちを魅了し続けます。
人に限らずモノにも一生に一度の出会いというのは在るようです。
本日ご紹介させて頂くのも正体不明の魅力を放つビンテージアイテム。
特別な逸品が入荷いたしました。
無骨なポップ
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ファクトリー家具らしい無骨な造形とギミック。
経年が与える深みと味。
今回ご紹介させて頂くのはUSビンテージのタイプライターデスクです。

その名の通りタイプライターを設置し使用するタイプライターデスク。
機械が重厚な為かキャスター仕様であることが殆どです。
堅牢性を重視してか本体はスチール製。
伸長式のバタフライ天板が採用されていることも多く、ギミックの多いインダストリアルな家具のひとつです。

今回入荷したデスクもバタフライ天板にキャスターが採用されたこれぞタイプライターデスクな逸品。
用途に応じて作業スペースをプラス出来、移動も気軽に行えます。
折り畳み時のコンパクトなサイズ感も魅力的。
限られたスペースで作業を効率化させる仕様はまさにファクトリーファニチャーと言えます。

足元には何やらレバーが。
シンプルですがメカニックな箇所です。
このレバーを操作することでキャスターと脚を切り替えることが出来る仕様。
切り替えのフットスイッチが採用されたビンテージの個体があったりと、ここもタイプライターデスクに度々採用されていた箇所の様です。
重いマシンを楽に運び、確りと固定する。
ギミックの格好良さもさることながら非常にユニークで利便性の高い箇所です。

メーカーやデザイナーは不明。
これほどユニークでキャッチーな仕様とデザインながら特定することが出来ませんでした。
天板下に残ったステッカーはタグではなく使われていた場所の名残の様。
どこでどのように使われていたのか。
この箇所しか情報はありませんでしたがこのビンテージに想いを馳せる為の重要な箇所です。

スチール特有の冷たさを中和するかのような落ち着いたグリーンのカラーリングや角の取られたデザインも可愛らしく、タイプライターを使わない現代のシーンにも馴染んでくれそう。
天板の高さはタイプライター分のボリュームを意識してか少し低めの設計ですが、ワークデスクやテーブルとして使う際にストレスにはならない程度です。
無骨な仕様とスチールの自由度は融合し、印象的な魅力を放ってくれます。
正体不明の無骨なポップ。
場所や用途次第で様々な表情を見せてくれそうです。
