BASIC WITZ FURNITURE
Side bord chest
それぞれの特徴や風土を纏うビンテージの家具。
生活の為毎日使われる道具である家具は場所各々の暮らしぶりを映しています。
経年がそれを浮き彫りにし造りの良さとデザインを露呈させビンテージに変える。
中でも米軍のビンテージ家具は堅牢さと作りの良さ、デザインの実直さから美しい経年美を放ちます。
本日ご紹介させて頂くのはUSビンテージのサイドボードです。
確固たる風格
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確りとした本体にそれを確りと支える脚。
そして程よく与えられた装飾。
USビンテージのキャビネットならではのこのバランスは美しく、半世紀以上が経過した今でも堂々とした佇まいを保っています。
今回ご紹介させて頂くのは、1889年にバージニア州ウェーンズボロにて設立された家具ブランド “ベーシックウィッツファニチャー BASIC WITZ FURNITURE” が手掛けたサイドボード。
幅広いスタイルの家具を手がけていたベーシックウィックですが、所謂ミッドセンチュリー期に作られた家具は他に無い魅力を持ちます。
こちらのサイドボードもそのひとつ。
米国家具特有の魅力的な特徴を見事に含んでおり良質なビンテージに育て上げられた逸品です。
オーソドックスなデザインと確りとした作りで知られる米国のビンテージ家具。
アメリカ文化はヨーロッパの伝統を引き継いでいるとも言われており家具にもその影響が表れています。
こちらのチェストもずっしりとした重厚な面持ちの中に、どこか繊細さを感じさせるアイテム。
これは混ざり合った文化のそれぞれが色濃く反映している為。
直線と緩やかな曲線の共存はどこか懐かしさを感じさせ、現代の生活にも馴染んでくれます。
はっきりと浮き出た木材の杢目も魅力のひとつ。
素材本来の力強い美しさを放つ仕上げがなされております。
杢目を活かす為に塗装はなるべく薄く、繰り返し施されていたという軍用家具。
経年も相まって現代の家具には無い深みを感じることが出来ます。
天板はデコラトップ仕様。
水分に強いので水物やグリーン等の設置も可能です。
手入れもしやすく丈夫なので気兼ねなく使える点も人気の所以。
本来の目的を終えた今でも家具としての実力を発揮してくれます。
経年が生む傷やスレの醸し出す雰囲気、そしてワンアンドオンリー感。
それらは確りと丁寧に作られ使われたことで初めて生まれるものです。
堅牢さは時間が保証しています。
これから永くお付き合い頂ける逸品のご紹介でした。