US vintage arm chair

こんにちは。用賀店のふくです。 本日は用賀店に珍しいビンテージアイテムが入荷いたしましたのでご紹介させて頂きます。 メーカーなどは不明なお品物となるのですが、随所からセンスの良さを感じさせてくれ、現代の家具と比べると一線を画すユニークなデザインが特徴です。 経年によりダメージなどは御座いますが、味わいとして見せてくれますのでビンテージアイテムが好きな方は是非最後までご覧くださいませ。

Real vintage

>>この商品の詳細を確認する こちらはビンテージのアームチェアです。 フレームに用いられたのはアイアン。 アームとシートにはオーク無垢材が使用され、異素材を組み合わせた姿からインダストリアルな雰囲気を楽しませてくれます。 シートは回転式となっておりますので、デスクチェアやドクターチェアとして長い間使用されてきたものと思われます。 一目見ただけでも歴史を感じさせる表情はやはり魅力的。 フレームに入る曲線のデザインは装飾性を高めている箇所でもあり、非常に手が込んでいる様にも見えます。 このことから量産されていた物ではないと予想でき、今現在、自分のもとへと来てくれたことに非常に喜びを感じます。 それでは各所を見ていきましょう。 先ずは背もたれ。 PVCレザーを張り込まれた背もたれは背中に沿うような曲線を描きます。 この背もたれは動くようになっておりますので、荷重の掛け方や使い手の体型にあわせてフィット感が損なわれない様になっているんです。 写真には収められていませんがリクライニング機能も備わっておりますので、非常にゆったりとした座り心地を楽しませます。 根元のネジを緩めることで、背もたれの高さ調節も可能。 シートには座繰りも入っておりますので、肌への当たりは非常にソフトで長時間の着座も苦になりません。 脚元のデザインも少し変わっていて四方向に広がりながら曲線を描いて床に向かいます。 有機的ともとれるこのデザインは全体のシルエットを整えながら、接地面を広くすることで安定感まで纏います。 元々はシートの高さ調整・リクライニングの固さ調整が出来た様ですが、現在は機能しておりません。 ただ、シート高は逸脱したサイズ感ではありませんので、この点をマイナスとして捉えるのではなく使い方を工夫していただけると嬉しいです。 高いデザイン性を活かしてリビングのサイドチェアとしてなど。 ワーク感が生まれてしまうアームチェアではありますが読書や映画鑑賞など、趣味を楽しむ椅子としてお使頂くのをお勧め致します。 以上になります。 経年変化により他の追随を許さない やれ感 を手に入れた特別な椅子。 同じものに出会える可能性もかなり低いと言えるでしょう。 後世に大切に残していって下さる方に迎えてもらえるのをお待ちしております。