UK Vintage
School Chairs
我が母校(小学校)は自分が通っていた頃から生徒数が少なく、数年前についに廃校になりました。
廃校式で久しぶりに入った校舎。背の低い靴箱が並ぶ昇降口。小さな机と椅子。教室に飾られた時間割と学級目標。
通っていた時とは異なる風景と変わらない風景にたくさんの思い出が蘇り、寂しい気持ちになったことを今でも覚えています。
懐かしい、だけではありません
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なんだか懐古的なはじまりになってしまいましたが、皆さんもスクールチェアを目の前にすると、「学校の椅子だ!」と懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。
実際に使っていた形でなくともなぜかこみ上げてくる思い出たち。それはどうも万国共通のようです。
というのも、この椅子は英国からやってきたビンテージ品。国は違えどザ・スクールチェアの出で立ちとノスタルジックな雰囲気をまといます。
ヨーロッパを中心とした数々のアンティーク家具を提案する、Lloyd's Antiques(ロイズアンティークス)で取り扱われていた逸品です。
学校のイメージを裏切ることのない、程良くくすんだ薄いグリーンのようなグレーのような色合いのスチールフレーム。
たくさんの生徒の身体を支えてできた経年の傷(証)を刻んだプライウッドの背もたれと座面。
唯一自分の思い出の中の椅子と異なるのは、角度くらいでしょうか。姿勢を正すためにもっと直角だったような気がします。
でもこの後ろに傾斜した背もたれがゆったり感を与え、デスク用としてもダイニング用としてもしっくりくる座り心地をもたらしてくれるようです。
そもそもスクールチェアは、デスクチェアかダイニングチェアか。正直どちらに分類するべきか迷います。
学校では、勉強も給食もお友達とのおしゃべりもすべての行動は椅子の上。ということは、自宅でも用途を限定せずお使い頂くのがよいのかもしれません。
ダイニングチェアで仕事や勉強をする。デスクチェアでご飯を食べる。どんなシーンにも違和感なく溶け込むスクールチェアは、いわば万能チェア。
使っているうちに第一印象の懐かしさよりも使いやすさが勝り、学校の椅子だったことを忘れてしまうかもしれません。
なのでお掃除の時には、教室中の机を大移動させたときみたいにテーブルやデスクの上にこの椅子をひっくり返して。たまにはスクール気分を思い出してやってください。
UKビンテージ Vintage スクールチェア A
UKビンテージ Vintage スクールチェア B