UK Vintage
Stained glass cabinet
入荷するたくさんの家具をメンテナンスしながら特に感じるのが、ビンテージの家具はそれぞれの国の特性が感じられるのが面白いな~と思い、日々の業務に励んでおります。日本の家具は繊細で素材感を重視し、アメリカのものは無骨で力強く、北欧は機能美とシンプルなラインが特徴などなど。
今回ご紹介するのはUKビンテージキャビネット。UKの家具は繊細な装飾や細部にこだわりが感じられ、洗練された美しさが魅力な物が多い印象があります。
インテリアアートとしてのキャビネット



パッと見てわかるように、このトールキャビネットの最大の特徴は、上段に施された素敵なステンドグラスです。職人によって丁寧に作り上げられた植物柄が美しく、木製フレームとの調和が見事です。ステンドグラスを通す光が、色合いを柔らかく照らしてくれます。




ステンドグラスのデザインには手作業で作られたガラス特有の風合いが感じられ、現代の機械製品では見られない、ガラスを吹き棹から切り離す際に残る「ポンテ痕」も確認できます(目玉のような意匠の部分、戸板の裏側にございます)。これらは職人が一つ一つ丁寧に作り上げた証であり、時代を感じることができます。



キャビネットのフレームには、古くから高級家具材として愛されてきたマホガニー材が使用されています。その美しい赤茶色が特徴的で、光を浴びることで温かみのある落ち着いた色調が浮かび上がり、室内にエレガントな雰囲気を与えます。
マホガニーは耐久性にも優れ、経年により艶やかな表情が変化していくため、長く使い込むほどに味わい深くなる素材です。無機質なガラスとのコントラストが、その美しさを引き立てます。



縦に長い構造のトールキャビネットは、収納力も抜群で、上段の開き扉に加えて、中段のフリップアップドア、下段の開き扉、小引き出しと、多様な収納スペースが配置されています。さまざまなアイテムを分類して収納することができ、この一台で十分な収納力を提供します。



上段の開き扉には、普段あまり使わない食器やグラスなど、大きめのアイテムを収納できます。中段のフリップアップドア部分は、手軽に出し入れできるため、頻繁に使う文房具や書籍、ゲーム機器、DVDなどを収納するのにぴったりです。
下段の開き扉部分には、掃除道具やキッチン用品、タオル類など、より大きなアイテムを収納できます。さらに、小引き出しは、アクセサリーや鍵、カード類などの小物の整理に最適です。



さらに、このキャビネットには後付けされた照明機能が内蔵されており、ステンドグラスを照らすことで、その美しい色合いがより一層鮮やかに浮かび上がります。夜の時間帯には、日中とは違う光方で落ち着いた空間でのひとときを演出してくれます。(後年取り付けられたため、棚板を載せると明暗のツートーンになるのはご愛敬です。)




古き良き時代を感じさせる英国のビンテージ家具、このトールキャビネットは、ただの収納家具ではなく、ひとつのアート作品のような存在感です。
経年美が増していくこのキャビネットは、世代を超えて大切に使い続けたくなるような魅力があります。































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