UK Antiques
Barbos Leg Console Table

ここ2、3日で急激に暑くなり服装も楽なラフな格好ばかり選んでしまってます。こんな暑い中シャツなどをピシッと着ている方を見ると本当に尊敬しか浮かびません。その姿はまるで日本版英国紳士です。

なぜ英国のクラシカルなスタイルや雰囲気はいつまでもすたれないカッコよさがあるのでしょうか。かしこまったスタイルですが、どこか遊び心がありその良い塩梅のバランスによって可愛げが感じられます。普段真面目な人がふざけているのを見るとなんだか可愛く見えますよね…あれです。

今回は、そんな英国クラシカルがいつまでもカッコよく可愛げを感じるのかのヒントになりそうなアイテムのご紹介です。

カッコいいは可愛い

今回は、クラシカルで歴史の重みを感じさせるような重厚な佇まいのUKアンティークのコンソールテーブルをご紹介致します。

UKアンティークの特徴として直線的なシルエット、シンプルな装飾、ダークカラー、そして様々な脚のデザインが挙げられます。またイギリスの職人技による装飾美や、長い歴史を刻んだ木肌も魅力です。

オーク無垢材の、長い歴史を刻んだ事が分かる深く味のある色合いに変化した色味と美しい光沢感からは、こちらを使用してきた人々の愛情が伝わってくるような。

また天板にはっきりと表れた虎斑(トラフ)は質の良いオーク無垢材が使われているのが一目でわかるサインとして知られ、高い品質で作られデザインされた逸品だということが分かります。

バルボスレッグと呼ばれる球根のように膨らんだ装飾の脚部は、UKアンティークによく見られ、天板の側面や天板下の貫部分、レッグの支柱部分など装飾が施されており当時の職人の確かな腕と想いや遊び心が垣間見えます。

こちらのバルボスレッグは比較的小さめで、装飾は無くツルっとしたデザインのもの。丸々としたフォルムが可愛らしい。

こちらのコンソールテーブルは装飾が控えめで、他のUKビンテージとは違った気品とおしとやかさが感じられます。アンティークならではの強い主張は無く、様々なスタイルに合わせやすいのも良いポイント。

植物をあしらった彫り装飾は、小さいながらも確かな存在感を持ちテーブルの中でも目を惹くポイント。手掘りの装飾は職人の息遣いが感じられ、見る者を魅了します。

またこちらの正面の足元には貫が無いため、椅子を差し込んでお茶をするカフェテーブルとしてもお使い頂け、軽い書き物などをするにもちょうどいいサイズ感なのでオススメ。

カッコいいフォルムや風合いを持ちつつ、装飾やバランスによって全体が可愛げに包まれており、カッコいいとは可愛いの中にあるのが分かる一台。

中古市場でもあまり見ない、コンソールテーブルでバルボスレッグタイプのこちら。その希少性と様々なスタイルにも馴染める控えめな装飾は、UKスタイルに興味ない方でも欲しくなってしまう逸品です。