Globe Wernicke
stacking book case
UKアンティークらしいマホガニー材を使った豪華の造りの”グローブウェルニッケ製ステンドグラスキャビネット”のご紹介です。
豪華な造りとその構造
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グルーブニッケはスタッキングタイプの本棚を発明したオットーH.L.ヴェルニッケによって、1893年に誕生したブランド。
現在でも販売は続いており、オフィス家具や収納家具を製造しています。
サイズは横幅 87×奥行き 31.5×高さ 135 cmと小ぶりなサイズ感ですが、とても豪華で精巧な作りです。
正面にいっぱいに広がるステンドガラスは、鉛のリムで飾られており、一定のリズム生まれている模様は光の反射がそれぞれ違いとても綺麗。
また、脚部には動物の足を模して模られており、細かなところまで造りこまれています。
使用されている木材は世界三大銘木の1つに数えられるマホガニー材。
マホガニーは原産地である中米ホンジュラスの現地語で”黄金色”という意味。
経年変化が魅力な木材で、最初はマホガニーという名前の通り黄金色をしていますが、深みのある赤みのある木肌に変化していきます。
こちらのブックケースも見事な赤褐色に変化、その上にはニスが塗装されており、光沢があり、艶やかな印象。
他にもマホガニー材の特徴として杢目が詰まっているので頑丈でいて軽量という点が挙げられます。
一見普通のキャビネトの様に見えますが、実はこちら4つに分割できるスタッキングタイプのブックケースなんです!
重厚感のあるキャビネットがバラバラになって、軽々しくなってしまうのはちょっとしたサプライズ。
上段、中段、下段、木枠に分かれており、中段を外したりと、組み替える事が可能。
移動や組替えが多いこの形は丈夫で軽量なマホガニー材だからこそ生まれたのかもしれないですね。
オットーH.L.ヴェルニッケがこの形のブックケースを1889年に発明し、その後、特許申請をした事により、同作はグローブ社を代表する商品になりました。
しかし、このタイプのブックケース自体は、それ以前から存在していたそうです。
ややこしい話ですが、オットーH.L.ヴェルニッケが特許を申請したのはガラス戸を上部に収納できる所謂”フラップ式”をより快適に使用できるようにした構造だそうです。
ブックケースのスタッキング機能で特許を取得してのではなく、扉の構造で特許を取得していたのですね。
フラップ扉式は扉を閉じた状態もステンドガラスが綺麗ですが、気分を変えたい時や見せたい本や雑貨がある時に便利です。
小さいながらもインパクトのある豪華な造り、そしてその見た目からは想像が出来ないようなビックリするような構造。
イギリス製でありながら、日本の住宅構造に合ったようなサイズ感です。是非ご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか。