Slagelse Møbelvær
Model 221 Lounge Chairs & Ottomans
デザインに富んでいたのは古き良き時代。
ここ近年はAIの発展や技術の進歩により、様々な物が進化しています。ですがホントに進化なのでしょうか。成長はしているかもしれません。処理速度が上がったり、新しい強い素材に変わったりと性能は上がっています。
ですが大きく生活が変わる変化が、ここ10年あまり感じないのは私だけでしょうか。TVの登場、スマホの登場などは革新でした。
ツールとしての革新はあってもデザインの革新はどうでしょうか。技術がこんなに発展しているのに、インテリアなどでも新しいデザインがあまり出てきていない印象を受けます。なので大きく生活が変わっていったミッドセンチュリー期やビンテージのアイテムが今でも好かれているのかと、深く色々考えてしまったり。
今回は"まさにミッドセンチュリー期"なラウンジチェア&オットマンのご紹介です。
新しい可能性に夢ふける

1950年代〜1960年代に活躍した、デンマークの家具デザイナー“カート・オルセン / Kurt Olsen”。
家具の接合部に美学の焦点を当てたデザイナーであり、脚部やアーム・背もたれの交差点などを隠すことなくあえて見せ、構造美と立体的造形を融合したデザインで、「家具の建築家」と呼ばれる人物です。

今回ご紹介するのは“カート・オルセン Kurt Olsen”を代表する家具のひとつである「モデル221 ラウンジチェア オットマン付き」。
1955年にSlagelse Møbelværk社から発表されたビンテージアイテムとなり、オットマン付きのお品物はビンテージ市場でもなかなかお目にかかれない希少なアイテムです。

このチェアの最大の特徴はやはり幅広の背もたれでしょう。上部が広がったフォルムは、大きい肩幅を持つ父のような安心感を感じさせます。
アーム横の狭い所で約50cmあるゆったりとしたシートは、身体を包み込み力を抜いてリラックスさせてくれます。

また、ブラックカラーの座面はスプリングが内包された適度な弾力性により、いつまでも座っていたくなる座り心地。シートの明るいグレーカラーに対し、アクセントとして全体を引締めてくれます。

このチェアを見て2番目に目を引くのはキリっと上を向いたアームでしょう。
チーク材を使用しており、優しい色合いとエッジの効いたフォルムという対照的な要素が組み合わされています。深く座った際、身体が後ろに傾くのでアームの角度が違和感なくフィットします。

後脚部をよく見てみると、シートを突き抜けているかのようなデザイン。
丸みを帯びた脚部のせいか、どことなく有機的な雰囲気を感じます。

付属のオットマンはセンターをブラックカラー、サイドをグレーカラーのファブリックで挟んだデザイン。
真っ直ぐ並べた際、ラインのように長い1つのブラックシートのように錯覚します。

オーク材を使用した丸い脚部は、若干前後に広がっており有機的な雰囲気も。

新しいデザインが次々と生まれていたミッドセンチュリー期。まさにそのど真ん中なデザインの"モデル 221 Model 221"。ミッドセンチュリースタイルは勿論、お部屋のベースアイテムながらも周りに溶け込んでくれるので様々なスタイルに採用しやすい一脚です。
新しい可能性に夢見ていた時代のラウンジチェアに座って、自分の新しい可能性に夢ふけてみてはいかがでしょうか。































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