SIMPSONS of SILVER STREET HALIFAX Monks Bench

こう見えて。まあ、姿が見えないので何とも言えませんが、幼い頃はカトリック系の幼稚園に通っておりました。 園長先生は外国人の神父さんでしたし、お祈りの時間もありました。とはいえ幼稚園がそうだったというだけでカトリック教徒になったわけではありません。 幼稚園には礼拝堂もあり決まった時間には鐘がなり、日曜日はミサも行われていたようです。何の気なしに見ていたキリスト像やマリア像。贅沢ではありませんがステンドグラスの窓なんてのもありました。信仰心はありませんが造形物として「案外とキレイなものだな。」と幼ごころに感じていたと思います。 本日、ご紹介するのはイギリスの修道院で使われていたアンティークのモンクスベンチです。日本の仏像や古い建物に価値があるように、教会で使われていた古い家具にもまた価値と魅力が詰まっています。

一台三役の修道士たちの家具

>>この商品の詳細を確認する モンクスベンチとはいったい何かと言いますと、昔のモンク(修道士)たちが修道院などで使っていた家具です。昔のイギリスの修道院は厳しい戒律の為、持ち込んでもよい家具が制限をされていたそう。その為ひとつの家具でベンチ・テーブル・収納と一つで何役もこなす、機能的な家具が考え出されたのが始まりといわれています。上の写真がベンチの状態です。 ベンチの状態でまず目を惹くのはその装飾の美しさではないかと思います。背もたれには教会の柱とアーチが彫刻され、前面下部には円とひし形を象った花柄の装飾が施されています。色々と調べてみましが、ココまで装飾が豪華なモンクスベンチはあまりないようです。 サイズも横幅107cmとコンパクトな設計となっています。ちょうど二人が座るのにちょうどいいサイズ感です。猫手になっているアームもポイントですよ♪ そして、背もたれを倒すと・・・ ハイっ！！テーブルになります！！ 食事をするわけではないので、天板高さは64.5cmとダイニングテーブルほどの高さはありませんが、ちょっとお茶をしたり、ちょっとした書き物をするには充分な高さではないでしょうか？ テーブルの状態では天板の装飾はシンプルに抑え、落ち着いた雰囲気でお使い頂けます。 最後は座面を開けての収納ボックス。収納高さも十分にあり、かなりの収納力があります。物持ちの少ない人なら必要最低限のアイテムを入れてしまえば、このまま引っ越しもできるかも？ 収納部は座面を引き上げるだけのワンタッチで姿を表します。昔の修道士はココに何を入れていまのでしょうね？ ローブ、ブランケット、聖書、家から持ってきた想い出の品。他にはきっとお菓子なども隠していたと思います。 テーブル・ベンチ・収納と一台三役の機能を併せ持ったモンクスベンチ。その他の使い方としてはサイドボードや花台としてもお使い頂けるのではないでしょうか。オーク無垢材の杢目や質感も味わい深く、神秘的な装飾が何とも言えない美しさを放っています。 お部屋の家具を少なくまとめたい方も、インテリアのサブアイテムとしてお考えの方にも、是非ともオススメのアイテムです♪