RYモブラー RY Mobler スタッキングシェルフ チーク材 キャビネット ハンス・J・ウェグナー Hans J Wegner 本棚 飾り棚 デンマーク 北欧ビンテージ ~木々の心音~

UPDATE: STAFF:よしお
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RY Mobler
RY series Stacking Shelf

本日は、北欧の名工房で製造されたハンス・J・ウェグナーのレアプロダクト" RYモブラー / RY Mobler "『 RYシリーズ スタッキングシェルフ 』のご紹介♪

木々の心音

Yチェアでもお馴染み、北欧デンマークの鬼才ハンス・J・ウェグナー。生涯で500点以上もの膨大な数の椅子を誕生させ、その殆どが名作と呼ばれています。13歳の頃より家具職人として修業を始め、その4年後には指物師マイスターの資格を取得。木に触れ、素材の特性を知りながら培った家具製造の経験が、同氏のデザインの基礎となっています。

製造を手掛けたのはウェグナーのキャビネット類を数多く手掛けていた名工房RYモブラー社。1951年に" ポール・クリステンセン / Poul Christensen "と" ターグ・ロスファード / Tage Rosfaard "が、デンマーク中部ユトランド半島スカンデルボー地方のライ(Ry)という町で創業しました。

1950年代にE. Kold Christensenの" サレスコ / Salesco "共同会社に参加。当時ウェグナーの製品はサレスコに所属する5つのメーカー(Andreas Tuck、AP-Stolen、Carl Hansen&Son、GETAMA、Ry Mobler)がそれぞれの得意分野によって専門的に製造されていました。5つの会社がひとつになる事で、海外への宣伝や交渉がスムーズになり、外国の顧客への販売が容易になった事も、ウェグナーのデザインが、世界に広まった大きな要因のひとつと考えられます。後の1968年にウェグナーはサレスコから離脱。サレスコは1974年に解散し、RYモブラーは1980年代に惜しまれつつ廃業しました。

幻の名工房が製造を手掛け、年々現存数が減少していく希少なビンテージキャビネット。椅子やソファのイメージが強いウェグナーだからこそ、本物志向のビンテージファンにとって、RYモブラー社の製品は今見逃せない逸品です。

フレームには北欧で使われる家具材の定番チーク材。赤みを帯びたブラウン色ときめ細かな木目により「木の宝石」の異名を持つ世界三大銘木のひとつです。

上段は扉の無いオープンシェルフ。下段はスライド扉と引き出し収納。「見える×隠す」を両立した機能的なデザインは、暮らしに溶け込む木色と相俟ってホームユースとして幅広い用途で活躍出来そうです。

上段は中央の仕切りより内寸幅96cmと47cmに仕切られた構造。左右其々2枚ずつ棚板を装備し、ダボの位置を変える事で3cm間隔で高さの調整が可能です。

北欧食器、北欧雑貨、装丁の美しい本等、お気に入りのコレクションアイテムの色合いや形を生かしながらディスプレイ出来、バイプレイヤー的な役割ながら、飾り方次第で空間の主役になりうる大型収納です。

上段よりも奥行きをたっぷりと設けた下段収納は、生活感の出やすい物を目隠ししながら整理出来る大容量収納。削ぎ落とされた造形美と室内装飾に囲まれた居心地の良い空間で過ごす為に、雑多な物は出来る限り見えないところに隠しておきたいところです。

細部を見ると抽斗の把手等、無垢材を丁寧に削った平たい形状をしており、「引き算し過ぎずに見せるところは美しく見せる」そんな作り手の意匠を感じさせるディティールとなっています。

暮らしに温かみを加える赤茶色の家具。

心穏やかに過ごす居心地の良い北欧空間。

それは自然の息吹を感じる安心感を与えてくれます。


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