KS Møbelfabrik No.32 ネイルチェア チーク材×PVCレザー カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen 北欧ビンテージ ~相対の美しさ~

UPDATE: STAFF:チヨ
KS Møbelfabrik No.32 ネイルチェア チーク材×PVCレザー カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen 北欧ビンテージ ~相対の美しさ~

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KS Møbelfabrik No.32 Nail Chair

老若男女問わず世界中から愛され続けている北欧インテリア。 その中核とも言えるデンマーク家具は、ナチュラルなデザインが多いため日本家屋との相性も良く、様々な場面で活用されています。 ハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、オーレ・ヴァンシャー、アルネ・ヤコブセンなど著名なデザイナーを何人も輩出しているデンマーク。 本日は、その中でも斬新なデザインと印象的なラインの家具を多く生み出し、現代のデンマーク家具デザインの父と呼ばれるデザイナー、“Kai Kristiansen カイ・クリスチャンセン”が手掛けたダイニングチェアのご紹介です。

相対の美しさ

>>この商品の詳細を確認する 今回ご紹介するのは、ちょこんと飛び出た小さなアームが可愛らしい“No.32”、通称 “ネイルチェア”。 1929年、デンマークで生まれたカイ・クリスチャンセンは18歳の時に家具製造の見習いを終え、1948年から1951年までコペンハーゲンのデンマーク王立芸術アカデミーでコーア・クリントに師事し、デザインを学びます。 1955年、26歳という若さで自分のデザインショップを開設し、「美しいラインと形状、機能の完璧なバランスによって構成される」家具を作り始めました。 クリスチャンセンのデザインは革新的で、人間工学からのアプローチなども取り入れた、デンマークミッドセンチュリー家具の代表ともいえます。 このダイニングチェアの名前の由来にもなった、ちょこんと突き出たハーフアーム。 従来のアームチェアより短く作られた丸みのある肘掛けが、爪のように見えることから、「ネイルチェア」と名付けられました。 背からアームにかけて緩やかに弧を描く、杢目が美しい背もたれは、身体を包み込むように身体を支えてくれます。 背もたれやハーフアームのシルエットも美しいのですが、個人的に一番、視界に入ってきたのは後ろから見た時のシルエット。 アームから後ろにスラリと伸びた脚部は、脚先にかけて緩やかに細くなっておりスッキリとした印象。 又、後ろの脚部からせり出てきたような前脚は、直線と曲線のコントラストが美しいデザイン。 ダイニングテーブルやデスク、リビング等、不意に見た時のバックスタイルに惚れ惚れします。 チーク材の経年を経て色付いた、艶やかな赤みを帯びた飴色と、ビンテージらしい深みが増した若草色のPVCレザーシートの組み合わせは、落ち着いた雰囲気です。 様々なインテリアスタイルに合わせやすく、洋室は勿論、和室にも合わせやすいと思います。 カイ・クリスチャンのものづくりにおける哲学を感じられるビンテージチェア。 人間工学に基づいた美しいデザインは見た目、座り心地、座る人の心、全てを満たしてくれるでしょう。

KS Møbelfabrik No.32 ネイルチェア チーク材×PVCレザー カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen 北欧ビンテージ ~相対の美しさ~

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