FDB Mobler
Bool Case
1866年スタート、一般の人々の日常生活に寄与する事を目的としたデンマークの組織"FDB"。その家具部門として1942年に始まったのが"FDB Mobler"でした。
その開発条件は「丈夫で、美しく、機能的、そして手軽な価格」。今私たちの思い浮かべる「良い家具の条件」はもうこの時既に生まれていたんですね。
そんな同社の手掛ける家具は上記の条件から一切外れる事が無く、使う人に心地良さと快適さを届け、生活の質を間違いなく上げてくれるようなものです。
今回はそんな素晴らしい商品群より、シンプルなブックケースを紹介いたします。
人々の生活に寄与する家具

FDBモブラーの初代プロダクトデザイン担当者であった ボーエ・モーエンセン が師事した モーエンス・コッホ によるデザイン。
縦横の比率が美しいモジュール式のブックケースです。



もともとは モーエンス・コッホ 自身の書斎用にデザインされたシェルフという事で、しっかりと実用性に重きを置いた設計になっているように感じられます。
今回入荷したのはそれぞれ奥行の異なるケース×2とベースの3点セット。
きれいに重ねての他、2つのケースをそれぞれ違う場所で、また壁に固定してウォールシェルフとして等。縦横どちらの方向でも、ライフスタイルに合わせて柔軟にお使いいただけます。


このブックケースに使用されるのは全て無垢材。研ぎ澄まされたそれぞれの材の薄さが、全体のフォルムの美しさを際立てます。
きっと丈夫さと見た目の美しさのバランスを極限まで突き詰めた結果生まれたデザインなのでしょう。

角の組木の模様や程良いアール。本当にどこをどの角度から見ても非の打ちどころがありません。
風合いの良いオーク材をラッカーで仕上げており、現在は白っぽい色味も使う程に深まって更に愛着の沸く姿に育って行きます。


以上、現在多くあるボックス型・組み合わせ式シェルフの礎とも言える、美しく機能的なブックケースの紹介でした。
「一般の人々の日常生活に寄与する」。そんな単純ですが尊い目標を、見事に家具で実現した"FDB Mobler"及び偉大なデザイナー達の功績は、いくら賞賛してもし過ぎる事はありません。











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