FDB Mobler
J83 Stool
デンマークにはなぜこれほどにいいものがあるのか。
アルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナー、フィン・ユールなど世界的に有名なデザイナーが大勢現れるこの国には何か秘密があるのでしょうか。
その裏側には暮らしのレベルを上げることが豊かさにつなげようという考え方がありました。
幸福の源

1866年、国民の生活水準向上を目的とし設立された「デンマーク生活協同組合連合会(FDB)」。その後、1942年にはその家具部門であるFDBモブラーが誕生します。
ボーエ・モーエンセンやハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセンなど多くの著名デザイナーが関わり、機能的で美しい数々の名作を生み出してきました。

その企画デザイン責任者を4代目として9年間務めたデンマークの家具デザイナー、Jorgen Baekmark(ヨーエン・ベックマーク)が生み出したスツール「J83」。どの向きで座っても座り心地が良くなるように設計されています。
モーエンセンがデザインした同社を代表するチェア・J39で培った技術が生かされたこの座面。一見柔らかく脆そうな印象ですが、天然パルプを3本ねじりあわせて作られたペーパーコードはとても丈夫で革や布張りと同じくらい耐久性があります。
それに加え程よくしなるのも魅力。使い込むことでより身体に馴染んでいきます。


また、手ごろな価格の家具を提供したいFDBはベックマーク氏にコストを抑えることを要望したそうですが、全くチープ感のない上品な仕上がり。
フレームにはオーク材が使用され、自然の素材感を味わえる温かくやわらかな雰囲気を醸し出しています。

さらに使う人や使う場所、他の家具との調和がとれるかも考慮されたデザイン。素材感を活かした無駄のないシンプルなフォルムと色合いは、幅広いテイストのインテリアに馴染みます。

デンマークでは人生のパートナーとして長年使い継がれる家具たち。物への愛情を惜しみなく注ぐ国民性から、初任給で椅子を買う文化があるほどです。
その国民性と多くのデザイナーによる取り組みがあるからこそデンマークで生まれる家具は魅力的なのかもしれません。
このスツールもまたそんな地で作られた、生活が豊かになる家具の1つです。











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