C.M.Madsen W-1 ダイニングチェア ビンテージ & カールハンセン & サン CH36 シェーカーチェア 北欧家具 ハンス・J・ウェグナー ~座り心地を味わってみる~

UPDATE: STAFF:ふじこ
C.M.Madsen W-1 ダイニングチェア ビンテージ & カールハンセン & サン CH36 シェーカーチェア 北欧家具 ハンス・J・ウェグナー ~座り心地を味わってみる~

C.M.Madsen W-1 ダイニングチェア ビンテージ & カールハンセン & サン CH36 シェーカーチェア 北欧家具 ハンス・J・ウェグナー ~座り心地を味わってみる~

UPDATE: STAFF:ふじこ

Hans. J. Wegner W-1 & CH36

ちょっと、贅沢な悩み聞いてもらえませんか? 実は、インプションでウェグナーの記事は今年だけで19回(過去の記事はコチラをチェックしてみてください!)。その都度「Hans. J. Wegner(ハンス. J. ウェグナー)」の偉大さをお伝えしてきました。 なので、もうすでにウェグナーについての新しい情報があんまりないんです。ね、贅沢な悩みでしょう? こんなにブログで紹介できるほどに入荷があること。とっても嬉しいこと。でも実際のところ、そろそろ皆さんの耳にもタコができているのではないかと思います。 そこで、今回はよりシンプルに…。

ウェグナーの椅子、比べてみました。

>>この商品の詳細を確認する ほぼ同時期に祖師ヶ谷大蔵店に入荷してきてくれた2脚。インプションでもなかなか出会えないデザインのチェアを並べて写真に収められるなんて、ありがたい瞬間です。 向かって左が希少性の高いC.M.Madsen社のビンテージ「W-1 ダイニングチェア」、右側がこちらも入荷数の少ない Carl Hansen & Son(カールハンセン & サン)社の「CH36 シェーカーチェア」。 木色が全く違うのですが、実はどちらも同素材、オーク材が用いられています。 一方は直線が多用されスラっとした印象、そしてもう一方は厚みと曲線によりぽってりとした印象、と並べてみるとそのデザインの差は歴然。 どちらが“ タイプ ”?なんて質問したら、もうこの時点で好みが真っ二つに割れてしまいそうです。が、もう少しじっくり見ていきたいと思います。 まずは背もたれ。 W-1(上)は、見た目には丸みが感じられますが、座ってみるとそのカーブは意外にも緩やかでした。しっかりと背中にフィットしてくれます。 対してCH36の背もたれは、直線的かと思いきや実は両端にかけて急カーブ。二の腕当りがすっぽり包み込まれるイメージです。 続いて座面。レザーとペーパーコードの見た目の違いは一目瞭然ですが、その座り心地も異なります。 W-1のレザー座面は少しクッション性があり、座枠の前面が弧を描いていることで優しく長時間の着座にも最適といった印象。 そしてCH36のペーパーコード座面は、座ることでコードが撓(しな)り身体にフィットしてくれます。ゆったりというより、しっかりと支えてくれるという表現が正しいかもしれません。 そして、最後は脚部。あれ?なんだかそっくり!。 貫の有無の違いはありますが、4つ脚の“ 上太下細 ”のデザインは見事にほぼ一緒です。 これはこの2つのチェア以外にもみられるウェグナー作品の共通点。さすがは同じ親(デザイナー)から生まれた子どもたち(作品)、血のつながりを感じざるを得ません。 ウェグナーの冠を取っ払って、“ ただの椅子 ”として向かい合ってみて思うこと。 巨匠と呼ばれるデザイナーが作りだした作品なので、その普遍的なデザインが素晴らしいことに疑いの余地はありません。 でも、そのネームバリューだけで“ いい椅子 ”と思いがちですが、イコール“ 自分の体型にあった椅子 ”ではないのも事実。背の高さ、姿勢、筋肉のつき方などさまざまな要素が混ざり合って、感じる座り心地はひとりひとり異なります。 実際に座ってみて「これだ!」と思える椅子がウェグナーだったというのもなんだか素敵ではありませんか?

C.M.Madsen W-1 ダイニングチェア オーク材 本革

カールハンセン & サン CH36 シェーカーチェア オーク材

C.M.Madsen W-1 ダイニングチェア ビンテージ & カールハンセン & サン CH36 シェーカーチェア 北欧家具 ハンス・J・ウェグナー ~座り心地を味わってみる~

LOCATION

取扱い店舗

ARTICLE記事の一覧