BC工房 トチ無垢材 一枚板 ダイニングテーブル

日本は国土の実に67%が森林に覆われておりその内5割が天然、つまり太古の昔からその地に根付いて自然環境を形作っていました。そのため様々な形で自然と共に生きてきた日本人にとって木は非常に馴染み深い存在として現代まで生活に浸透しています。 家具もその例に漏れず、和箪笥や文机など家具の多くは家屋と共に木で作られてきました。また、戦後に生み出されたジャパニーズモダンの名作の数々にも木は広く取り入れられ、今日に至るまで日本人は木と共に歴史を歩んできたと言えます。

自然と共に

>>この商品の詳細を確認する ナチュラルな木の魅力あふれる家具を手掛ける国内の家具ブランド「BC工房」は杉並区阿佐ヶ谷と相模原市にギャラリーを構える個性的な工房です。幅広いオーダーに応え、チェアやテーブルをはじめベッドや壁面収納の制作、家屋のリノベーションなども行うクラフトインテリアの老舗です。 木のあたたかみが感じられるこだわりの無垢材を使用した家具が特徴のBC工房には無垢板も数多く取り揃えられています。そんなBC工房のテーブルが入荷いたしましたので、ご紹介します。 こちらが今回入荷した「トチ無垢材 一枚板 ダイニングテーブル」です。 「耳」とも呼ばれる波打った側面は木材を切り出した際に木の皮から最も近い部分に見られる、一枚板ならではの造形です。 自然が形作るものであるがゆえに、同じものが2つとして存在しない言わば「一点物」の一枚板テーブル。ダイナミックな野生味のあるフォルムからあたたかみが感じられるデザインで、ナチュラルな風貌の中に芯の通ったモダンな雰囲気を感じる一台です。 天板に使われているのは厚みのあるトチの無垢材。いっぱいに広がる杢目もさることながら、トチ材特有の「縮み杢」も見どころです。生育途中の生え方や木が風にあおられることで、内部に圧力がかかることで現れる縮み杢はトチ材のほかタモ材などにもよく見られる特徴です。 角度によって様々な表情を見せてくれる縮み杢は、他の杢目とはまた違った奥深い魅力を楽しむことができます。 脚は天板と異なりケヤキ材が使われています。どっしりとしたケヤキ材は強靭で耐久性に優れており、古くから柱などに使われている材木です。 一枚板として美しい杢目が楽しめるトチ材の天板とケヤキ材の脚、それぞれの使い分けによって永く使い続けられるように工夫が施されています。 高さは67cmと一般的なダイニングテーブルよりやや低いロータイプ、ソファーやベンチ、ラウンジチェアといった低めの椅子と合わせて使いやすい高さです。 ソファに座ってこのテーブルを眺めながらゆったりとくつろぐ時間は想像しただけでも感慨深いものです。 「普通の気持ち良さ ＝ Basic Comfortable」を意味する社名のもと、天然木の魅力を活かした家具を作るBC工房の「トチ無垢材 一枚板 ダイニングテーブル」。古くから日本の人々と共に歩んできた木のあたたかみを再確認すると共に、自然が生み出す緻密で唯一無二の表情を楽しむことのできる一台です。 めったに入荷することのない一枚板のテーブルをこの機会にお見逃しなく。