artex
Hexagonal Teak Side Table
気温の変化がいよいよ肌で分かるようになり、引っ越そうかな、模様替えでもしようかな。と頭の片隅でぼんやり考える季節。
模様替えとまではいかなくとも、いままで持っていなかったジャンルの家具を持つ。というのはどうでしょう。
無いならそれで別に困らないけど、あれば何かと便利なサイドテーブル。
もう一台、いざ増やそうと思うとデザインを合わせるのが意外と難しいサイドテーブル。
そういった悩みに一つの答えを持っている一台の紹介です。
ひとつでよし あつめて楽し 六角形
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六角形の外観がユニークなサイドテーブル。デンマークartex社の製造でデザイナはハンス C. アンダーセンによるもの。製造は1950~1960年代のものです。
素朴でありながら質素ではない、見た目の軽やかさと温かみのバランス感が絶妙な北欧ミッドセンチュリーらしいスタイリング。
部屋で激烈に存在感を誇示するでなく、何の気なしに目に入って「やっぱり、いいな」と思わせる、名バイプレイヤーといった風格。
その一端を担っているのは間違いなくチーク材でしょう。シンプルなスタイリングにマチエールが負けていません。
北欧ビンテージといえばチーク材。年月によって磨き上げられたこの飴色はやはり美しいものです。
単独でのサイドテーブルとして美しいのはもちろん、シルエットを活かし複数並べて自分の好きなようにレイアウトを楽しめるようになっています。
今回は単独での入荷となってしまっていますが、これを機にシリーズを収集したり、現在販売されている他社の六角形テーブルと組み合わせたりしても面白いかもしれません。時代やメーカーを超えたコラボが楽しめるのもこの六角形の形状ならでは。
ひし形の角をえぐり落としたような特徴的な形状の脚。天板からそのままからスッと落ちるようなフォルムが細いながらも力強い印象。
側板と脚の面を揃えることで、テーブルを並べた時に隙間なく並びより美しく空間に映えてくれます。
組み上げの工程として、側板と脚で組んだフレームに組み込んだ天板を裏から六角形のフレームで挟み込んで圧着させていると推測されます。このとき、六角形のフレームに対して脚を負けさせることで製造工程の簡略化と処理の美しさをデザイナーは狙ったのではないでしょうか。
並べた時に脚同士の隙間ができないようにする意図と製造する上での工夫が合わさってこの独特な脚の形状になったんじゃないかな、と思います。
お引越しシーズンで新しい家具をお求めの方も多いのではないでしょうか。そうでなくても、新しいジャンルの家具にトライするのも面白いものです。
ソファ脇などの何気ない空間にビタッとハマってくれそうな一台。初めてのビンテージ家具としてもオススメです。
ひとつでよし、集めて楽しなヘキサゴンサイドテーブルのご紹介でした。