yamagiwa
" SOLAR "
Pendant Light
Denmark
Preben Fabricius / Jørgen Kastholm
OK29-19
本日は、1963年にデザインされ、デンマーク"ノルディックソーラー社"によって生産され、
ヤマギワから発売されていたペンダントライトのご紹介です。
デザイナーはプレーベン・ファブリシャスとヨルゲン・カストホルム。
同じ31年生まれの二人は61年に共同事務所を設立し、
同年には北欧クラシックデザインの名作と名高い"FKチェア"をデザインしました。
こちらのチェアは69年にドイツの初代連邦グッドデザイン賞を受賞しています。
63年には"シミター(アラビア語で三日月の意)"をデザイン。
64年に雑誌「モビリア」で、このデザインデュオは鮮烈なデビューを果たしたのでした。
そして63年にはもう一つの名作が生みだされています。
それがこちらの"ソーラー"。
ノルディックソーラーから発売されたこちらのライトは、
5枚のセードから洩れる光によってお部屋をやさしく照らし、
年間を通して日照時間が短い北欧の人の、「光」に対しての憧れを形にしたような
幻想的なペンダントライトです。
光源を包み込み、シェードに映る反射光によって照らすため、
目にぎらつきを感じさせず、優しいグラデーションの、自然光に近い光を作り出します。