E.Kold Christensen
『 PK22 EASY CHAIR 』 Design: Poul Kjaerholm
本日ご紹介するのは、鬼才ポール・ケアホルムにより
1956年にデザインされた、20世紀を代表する名作チェア
E.Kold Christensen社『PK22 イージーチェア』。
フリッツハンセンでも復刻された代表作ですが
こちらは当時のE.Kold Christensen社製となり
大変希少価値の高いビンテージアイテムとなります。
1957年のミラノトリエンナーレでグランプリを獲得する等
世界を唸らせ、ファンを魅了続ける傑作中の傑作です。
コペンハーゲンの美術工芸学校の卒業制作
「エレメントチェア」から始まるスチールフレームのチェア。
デンマークの空港でも使用され
デザイナー本人も自邸で愛用していたといわれています。
当時はまだ家具にスチールを使用する事は珍しく
一般的ではありませんでした。
建築素材に強い関心を持っていた同氏は
木材同様、スチールも繊細さを内包する天然素材と位置づけ
浮遊感を表現できる独特のオーラを放つフレームを実現。
量産効率の高いシンプルな構造と造形美で、世界を魅了しました。
「個性 < 素材の特性」を表現の基本として掲げる
ポール・ケアホルムの哲学は、全シリーズを通して一貫性があり
保護コーティングが施されたブラック色のクラシックレザーは
汚れや傷に強く、高級感溢れる仕上がりとなっております。
座面を低く設計し、限られた空間でも視界を遮らない為
日本のモダンリビングは勿論、和の空間でも調和する
凛とした佇まいが印象的です。
デンマークで最も妥協を許さなかった天才といわれる
ポール・ケアホルム。
直線と基調にしたフォルムや、クロスに走るステッチ。
シャープでスタイリッシュな印象と、のびのびとした軽快感。
対して、所々に計算されたフレームの曲線や
レザーの丸み・柔らかさがコントラストとなり
自然とあなたの目に馴染む、完璧なバランスを表現しています。
従来のラウンジチェアやソファは、黒色の本革レザーを
使用する事で、重厚一辺倒でお部屋への圧迫感が心配されます。
しかし、こちらはご覧のとおりの軽やかな印象!
デザイナーとしての実力の違いを感じさせます。
imptionでご紹介してきたデザイナーズのイージーチェアとしても
30万を超える代物となると珍しいですよね?
しかしフリッツハンセン社の新品は50万円を超えてきます。
ましてや、E.Kold Christensen社のオリジナルビンテージとなると
どうでしょうか?・・・しかも2脚あります!
本物がわかるあなたなら、これ以上は説明不要。 再入荷もなかなか難しいアイテムとなります。 恐らく、すぐに売れてしまいますので、お見逃しなく!!
『 PK22 EASY CHAIR A 』
『 PK22 EASY CHAIR B 』