岩谷堂箪笥 『 欅材 桐漆 四段整理箪笥 みちのく牡丹模様 』

QG23-05

本日ご紹介するのは、日本国内最良の広葉樹として

評される高品質の欅材を使用し、丁寧に漆を重ねた高級家具

岩手県・岩谷堂箪笥『欅材 桐漆 民芸家具 四段整理箪笥』。

平安末期を起源として900年以上もの歴史を刻む

日本が誇る伝統の逸品『岩谷堂箪笥』。

藤原清衡が産業奨励の為に力を注ぎ

長持の様な大きな箱を製造した事が始まりでした。

短命な流行のデザインに依存しない伝統家具は

昭和57年、伝統的工芸品の指定を受けました。

現代でも伝統の製法を脈々と受け継ぎ

完璧な造形美を完成させています。

欅材は岩谷堂箪笥の主役として、重厚な表層に使用され

引き出し内部には狂いの少ない桐材を採用しています。

今日でもひとりの職人により、一貫した手作りで作られる高級品。

塗装と磨きを何度も繰り返し、素材の美しさを最大限まで

引き立てる拭き漆は、時と共に透明感を増す独特の風合いを実現。

金槌と鏨を使用し、代々受け継がれ培った精巧な職人技により

繊細な絵模様を描く南部鉄器金具からは

僅かな歪みも見逃さない職人の心意気と、世界を唸らせる

「日本の伝統工芸」の息吹が内包しています。

流行りの北欧テイストや、ナチュラルカラー等の

軽快な印象のモダンインテリアとは合いません。

しかしロングユースで使える良質な家具のコーディネートに

注目が集まる昨今、古き良き日本の伝統家具は

再度光を浴び、和モダン等のジャンルにおいても

岩谷堂箪笥は注目されています。

洋家具には無い欅材の動きある杢目と、漆の深い色合い。

黒色金具がメリハリを加え、異素材の対比が引き立ちます。

古き良き和の世界に、現代的なアレンジを加え

無心になれる静寂の時間を・・・。

本物志向のあなたの心にフィットする

歴史的名品をお楽しみください！