ニューヨークの近代美術館(MoMa)を始め多くの美術館などに収蔵されるほど
圧倒的なデザイン力と独創的なフォルムは、ミッドセンチュリーデザインの代表的な存在。
デザインは、チャールズ&レイ イームズ夫妻によるもので皆さんも良くご存じのデザイナーとなります。
元々はファイバーグラスを含んだ繊維素材(FRP)製だったデザインですが
後年、より扱いやすいようにポリプロピレン製のシェルに変更されたアイテム。
ベースは幾何学的なデザインで、エッフェル塔のような形状からエッフェルベースと呼ばれ
現在でもエッフェルベースをオマージュした脚部を採用しているデザインが多く
ズバ抜けたデザイン性の高さがうかがえます。
デザインされたのは1950年代とかれこれ60年も前ですが
そのデザインの良さと座り心地は、現在も多くの人々に溶け込み愛用されている椅子となります。
お洒落な番組やトレンドの雑誌・ネットなど
多くのメディアに取り上げられているのも凄いですが
撮影所などでインテリアとしてコーディネートされている事の多さにも驚かされます。
過去に名作は数多くありますが、これほど知名度があり
多くの人に親しまれているプロダクトは類を見ないチェアです。
また、インテリア性は幅広くオフィスなどに置かれている事も多いですし、
USビンテージや北欧の家具など様々なテイストとも相性が良い
懐の深さも大きな魅力となります。ポリプロピレン製のシェルは、
お手入れも簡単で持ち運びも非常に軽量です。
お部屋・オフィス・ショップやサロンなどに一脚あるとお洒落に見えるチェアとなります。