OBJEKTO
『 Paulistano Arm Chair 』
Design: Paulo Mendes da Rocha
QA27-01~04
本日ご紹介するのは、ベジタブルタンニングの上質な一枚革を
贅沢に使用し、適度な撓りのあるスチールバーフレームと融合させ
想像を超える極上の座り心地を実現するフランス・OBJEKTO社『 PAULISTANO ARM CHAIR 』。
1957年、ブラジルを代表する建築家パウロ・メンデス・ダ・ロシャ(Paulo Mendes da Rocha)により
サンパウロの有名な競技場(Gymnasium in the Paulistano Athletics Club)の
建築の為にデザインされ、長年に渡り使用されてきました。
後にデザイナー自身の協力によりフランス・OBJEKTO社より一般販売が開始され
MoMAのパーマネントコレクション(2007)にも選出された名作チェアです。
パウロ・メンデス・ダ・ロシャは、大阪万博のブラジルパビリオンも手掛け
一貫してモダンで人間的なデザイン思想を持ち2006年には「建築界のノーベル賞」とも呼ばれる
プリツカー建築賞も受賞しています。
コニャックカラーのラグジュアリーな雰囲気漂う一枚革の本革レザーには
樹木や植物等から抽出した「天然の渋」を利用し革をなめす製法『ベジタブルタンニング』を採用。
手間と時間がかかるためコストの高い製法ですが革本来の自然な風合いと経年変化を楽しみ
レザーの成長を感じられる為多くのレザー好きに支持されています。
永く使い込むほどレザーが馴染み、フレームの形に添って3次元の美しいラインへと形状の変化を楽しめる逸品。
レザー自体の深みある風合いは勿論、優しく身体を包み込むフィット感を
全体から感じられる仕上がりになっております。エッジは内側に折り返し、レザーと同色の糸を使用して
しっかりと縫製してありますので、ゆったりとしたレザーの雰囲気を壊すことなく調和しています。
フレームには、従来のパイプチェアでよく見られる中空のパイプではなく中身の詰まったスチールバー(鉄棒)
を採用する事で軽量感のある細さと、同時に適度な撓りのある強靭な耐久性を実現しています。
バー素材はリン酸塩処理を施したカーボンスチール(炭素鋼)。
軍用の銃器等にも採用される程の高い耐久性があり
家具の強度としても安心してお使い頂ける素材を使っています。
背もたれから座面、脚部までを細身のフレームで繋げ前脚だけで支えるカンチレバー方式により
無駄な装飾を省いたシンプルなフォルムを完成させました。心地良い撓りが安らぎを与えてくれるフレームと
使い込むうちに柔らかい触り心地へと変化するレザーがハンモックの様に体全体を三次元的に包み込み
想像を超えた安らぎを与えてくれます。
座面のレザーをスライドさせる事で背もたれ・座面・アームの高さを調整でき
用途に応じた、自由な姿勢でリラックスできます。
(*着座時は滑りませんので、身体がずれ落ちたりすることはありません。)
フレームは座面よりも高い位置に設定されており着座の際に、
腕を置くためのアームレストとして機能します。
艶のあるレザーのコニャックカラーと、スチールのマットブラックにより
落ち着いた質感と、細いシルエットが相対的に美しさを演出し
ご自宅のリビングや、オフィス、店舗、ホテルのロビー等で
他の家具には真似出来ない、特別な空間を演出します。
素材選びから設計まで上質を極めた逸品。中古市場でも中々お目にかかれない傑作チェアです。
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