GK DESIGN
TEAK PATTERN x IRON
UNIT SHELF
本日ご紹介するのは、GKデザインのユニットシェルフです。
GKデザインは東京藝術大学で栄久庵憲司率いる学生の研究グループによって設立されたデザイングループです。
まだ日本において確立していなかった" インダストリアルデザイン "という分野を先駆けて作り上げ、
家具、家電などのプロダクトデザインや、グラフィックデザイン、
ランドスケープデザインなど多岐に渡って先導してきました。
こちらは1969年にGKデザインによってデザインされたウォールシェルフ。
機能美とデザイン性の高さ、ミッドセンチュリーを思わせる都会的な佇まいは、
1969年、大阪万博を前に、活気に満ち溢れていた時代の風景を思い出させるニュアンスがあります。
デスクユニットタイプは5枚、ボックスユニットタイプは7枚の棚板がついており、
また、オープンタイプですがブックストッパーがありますので、
開放感を失わずに、大きな収納スペースも確保しています。
デスクと棚、ボックスとオープンラックが一体になったデザインの家具は、他に無いわけではありませんが
このユニットシェルフのようにモダンでいて、「いい時代」のエネルギーに満ちあふれた家具、
お部屋を洗練された、知的な空間に見せてくれるデザインとはなかなか出会えません。
シンプルな造りだからこそうかがえるデザインの力を感じます。
こちらは70年代に製造されたものと思われますが、40年の月日を感じさせない、
今求められているデザインに感じるのは、
カリモク60やコトブキ60などのデザインが変わらずに愛されている事と同じように、
変わらぬ価値を持つ家具のあるべき姿であるように感じます。1台でも様になり、
2台、3台並べることでさらに素敵にお使い頂けると思います。
復刻ではなくオリジナルですので、なかなか手に入らないお品物です。是非店頭でごらん下さいませ。
詳しい画像や詳細はこちらでご確認くださいませ。