本日は、 Cassina ixcよりLe Corbusierによるデザインのダイニングテーブルその名が冠となったアイテムの『LC 6 ダイニングテーブル』となります。
イタリア Cassina(カッシーナ)は、完成度の高さとデザインの美しさは他の追随を許さず、家具インテリアにおいて世界のリーディングカンパニーとなります。本日はそのCassinaのLC6ダイニングテーブルです。
PD04-01 近代建築の巨人、コルビュジエと彼の従兄弟のジャンヌレ、デザイナーのペリアンとの共同デザインのLCシリーズ。20世紀デザインのマスターピースのひとつに数えられる名品シリーズです。美しいLC6の脚部には、当時飛行機に使われていた楕円断面の金属パイプが使用されています。新しい素材を取り入れて家具をデザインするという革新的なル・コルビュジエの好奇心、進取の精神が窺い知れます。コルビジェらしい革新的なアイデアとデザインの調和が取れた至高のテーブルとなっています。
このテーブルは4本の細い支柱部分で高さを調節することが出来ます。フレームの中央には、カッシーナ社製品のみに許されたコルビュジエのトレードマークである「開かれた手」のマークとシリアル番号の刻印が確認出来ます。現在は、販売されていないようですが、美しいディテールを生みだすフロストガラス仕様となりサイズはオーダーサイズの2000㎜の豪華な組み合わせとなります。シンプルに美しいダイニングテーブルとなります。コンディションといたしましては、はっきりと目視でわかるチップが2カ所(各々約5㎜程度)天板の表面では無く、側面と裏側となりますので初見では中々わかりにくい箇所となります。その他は、天板に細かなスレやスクラッチキズはあるものの、大きく美観を損なう傷はありません。ガラスはしっかりとした厚み(1.5㎝)があり、こちらのコルビジェのダイニングテーブルには無くてはならないファクターの一つとなっております。また、違うサイズのLC10も自由が丘店に在庫しております。ご興味がありましたら、お申し付けくださいませ。