OD19-407
ヴィンテージのハーマンミラー社製LCMチェアです。50年代製となり、バーチ材のプライウッドと希少なブーツグライズ仕様のLCM。イームスによって1946年に発表され、当時はエヴァンス社が生産していましたが、直後にハーマンミラー社が販売権を獲得し49年には生産もハーマンミラー社へと移っています。DCMよりも背もたれが広く設計されておりごく自然に背もたれに体重がかかり、長時間お座りいただいても心地よく大変リラックスできるチェアとなります。コンディションといたしましては、座面は極薄いプライウッドの若干のウキがございますが、手で触れないと気付かない程度のものとなります。もちろん着座には全く問題ありません。画像のシート裏面に僅かにプライウッドの欠けがございます。マウントにつきましては、画像の通り近年交換されたものが付属しておりやや接着剤が見えていますが、こちらも使用には問題ありません。脚部には、年代相応のサビがございます。ブーツグライズは、裂け目はありますが抜け落ちたり、剥がれてしまうものではありません。その他、経年のスレやキズはあるものの、美観や希少性を損なうダメージはありません。