OB07-43 USA "MODERNICA" Bubble Lamp Cigar Lamp S Design : George Nelson本日はモダニカ社 バブルランプ シガーランプ S をご紹介♫1946年から20年間 Herman Miller(ハーマン・ミラー社)のデザインディレクターを務めた、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、George Nelson(ジョージ・ネルソン)による傑作照明バブルランプです。シンプルなフォルムから幻想的な光を照らし出すその美しい照明は商業的に大きな成功をもたらすと共に、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久保存コレクションに選定されています。こちらは近年モダニカで製作された新しい物なので電球は150Wまで対応しています。ラグビーボールの様なシンプルで美しいモダンなフォルム。サイズも程よく日本の住宅にも合わせやすいSサイズのシガータイプです。
モダニカ社は、イーズムをはじめとした'50~'70年代のデザイナー家具や小物を扱うアメリカ・ロサンゼルスのブランドです。モダンデザインのビンテージ家具を扱う一方で、オリジナル製品の開発や、ゼニス社の機材を使用したシェルチェアの復刻などメーカーとしても存在感を見せています。バブルランプは、ジョージ・ネルソンが1947年にデザインした革新的なランプ。金属フレームに繊維状のプラスチックを吹き付けることで、優しく光を透過する美しいシェードを形成しています。シェード表面にできたランダムな凹凸が和紙のような深みのある質感を生みだし、同時にプラスチックの高い耐久性と弾力性も兼ね備えています。実際に明かりを灯すと、お部屋全体が優しく幻想的な光に包まれます。
1947年にデザインされたBubbleLampはハワードミラー社で1952年から本格的な生産が始まり、1989年には製造メーカーを現在のモダニカ社に移しました。モダニカ社ではオリジナルの治具や技術をそのまま継承し、今も変わらずアメリカ国内で職人の手作業によって生産が続けられています。当時のネルソンは周囲へのステータスシンボルを必要としていました。そして、当時まだ小さかった自分の設計事務所に吊るすため、シルクで作られたスウェーデン製の照明を手に入れたいと考えていました。ある日、ネルソンはそのランプがNYの輸入店に売りに出されたことを知り、事務所のスタッフと共に駆けつけます。しかし、汚れて朽ち果てたその古臭いランプが125ドル(今の価値で約25万円程)もすると知って腹を立てます。そして怒りながら階段を下りていた時、ちょうど数週間前にNYタイムズの記事で見た、軍用輸送船の写真を思い出しました。それは操業停止した船のデッキを、ネットと樹脂が覆った写真でした。そしてすぐに『フレームに樹脂を吹き付けて成型する照明』というアイデアを思いつきます。このアイデアは、シルクを立体的に縫い合わせる複雑な工程を必用とせず、時間を経て朽ちるこもありません。彼らはすぐに行動し、球体のシェードを完成させました。それはシルクのシェードよりも美しくモダンで、125ドルの費用もかかりませんでした。いくつもの偶然と才能の出会いが、この革新的な照明を生み出したのです。(WEBより抜粋させていただきました)そしてネルソンがデザインしたミッドセンチュリー期の傑作照明がここ下北沢に君臨。。。使用頻度も少ないグッドコンディションです★是非お気に召していただけましたらご検討下さいませ。