Sweden SWEDESE Armchair & Ottoman 『 OMNI 』Designed by Claesson Koivisto Rune

理念と伝統を礎に70年程も前からスカンディナビアモダンを牽引し続けるスウェーデン老舗家具ブランド " SWEDESE （ スウェデッセ ） "。

MK24-12　1945年、イングヴィー・エクストロム、イェーカー・エクストロム兄弟。スヴェン・ベルティ・ソヨーグヴィストによって設立されこれまで世界を舞台に活躍する建築家や先進的なプロダクトデザイナー等を起用しながら、革新的なプロダクトを次々と発表してきました。当時、多くのモダン主義建築家は、建物の設計だけではなく家具やインテリア等へも考えが及ぶユニバーサルデザイナーでありイングヴィーもアルヴァア・アアルト、ブルーノ・マットソン、アルネ・ヤコブセン等と共に「北欧モダン」の概念を世に知らしめた中心人物の一人です。氏が1956年に発表した名作アームチェア「Lamino」は現在も生産が続けられている程。

本日は、Marten Claesson（モーテン・クラーソン）Eero Koivisto（エーロ・コイヴィスト）Ola Rune（オーラ・ルーネ）の3人による1995年発足の精鋭デザインユニット " CKR （ クラーソン・コイヴィスト・ルーネ ）"2002年発表 『 OMNI （ オムニ ）』 のご紹介です。各々、建築やインダストリアルデザイン、テキスタイルデザイン等多方面で活動しトーネット、アルフレックス、アスプルンド、オフェクトカッペリーニ、ボッフィ等々、数多くのクライアントを抱えながらも建築の分野では、ベルリンスウェーデン大使館やスカンジナビアン航空ユーロショップストックホルムソニーミュージック、ルイ・ヴィトンやグッチ等を手掛け現在、北欧デザインの旗手として、最も注目されているユニットです。

本作は彼等が得意とする有機的でありながらもミニマルなデザインのアームチェア＆オットマンは木の温もりを感じさせてくれる北欧ならではのテイスト。

対比するブラックのシート部分はメッシュとなっており見た目よりも柔軟なフィット感を生んでます。また、フレームはフューチャーリスティックなフォルムでありながらも計算し尽くされたアングルポジション＆低重心の安定したボトム広めのハイバックで包み込まれるゆったりとした座り心地です。

美しいバーチ材が際立つナチュラルなテイストと近未来的デザインのハーモニーは他に類を見ない実にスタイリッシュなラウンジセットです。ブログを書いてる間に私も欲しい一脚となりました＊既に廃盤モデルで国内市場ではなかなかお目に掛かれない希少なお品です。デイリーユーズは勿論の事、コンディションも良好ですのでコレクションとしてもお勧めします！　是非この機会に如何でしょうか？