Isamu Kenmochi Design '63 VintageTendo mokko『Kabuto Chair』
LC13-11 戦後に柳宗理・長大作・渡辺力・水之江忠臣等と共に「ジャパニーズ・モダン」と呼ばれたインテリアデザインの草創期を築いたパイオニアの一人、剣持勇。
「GOOD DESIGN」運動推進や、彼がデザインした'61「ラタンチェア」は、日本家具として初めてのMoMAのパーマネントコレクションに選定される等、その功績は多大であり今回ご紹介する『カブト』チェアも50年以上経った今尚、ベストセラーの地位を維持している名作チェアの一つ。
こちらは天童木工の希少なプロダクトとなる初期のカブトチェアで従来のカブトチェア(S-5007HA)よりも肘置き丈の長いロングアームタイプ。新橋・第一ホテル改装時の導入等、一部の施設用にデザインされ通常販売はされなかった中古市場でも現存数の少ないラウンジチェアです。
そのロングアームを支える為、両サイドにはメタルフィッティングがアクセントとなりより重厚な面持ちでミッドセンチュリーや北欧モダンインダストリアルテイストのインテリアにもマッチする事請け合いです!
ぐるりと包み込む様な有機的フォルムのラウンドしたバックレスト。元よりオフィスやロビー、レストラン等で頻繁に扱われるタイプなので安定した低重心の快適な座り心地です。