artek
Chair 69 Vintage
アルテックの原点ともいえるビンテージピース、「Chair 69」がまたまた入荷しました!
ありがたいことに、どうやら経堂店はアルテックとご縁があるようです。
今回やってきた一脚も、なかなか出会えない希少な個体。
時を重ねた木肌の表情や、さりげない佇まいはビンテージならではの魅力です。
主張しすぎないのに、ちゃんと空間を引き締めてくれる。
そんな静かな存在感と、北欧らしい洗練された個性をぜひお楽しみください。
飴色の記憶。



前回入荷したのは、60〜70年代のビンテージ個体。
そして今回やってきたのは、なんと50年代のビンテージ。
同じ「Chair 69」でも、年代が違えば表情もぐっと変わります。
2脚が揃い踏みのこの貴重なタイミングに、ディテールや雰囲気の違いを見比べてみましょう!

1935年からつくり続けられている、アルテックの定番「Chair 69」ですが、年代の見分け方はスツール60とほぼ同じなんだそう。
なんでも、1965年を境に脚部のレイヤーは4枚から5枚へ、ネジはマイナスからプラスへ。
さらに、座面側面のつなぎ目は丸みのある凸型からすっきりとしたストレート仕様にディティールの変化があったそうです。
つまり、1965年以降のモデルは現行品と大きな違いはなし。
だからこそ、それ以前の個体にはぐっとくる“時代の痕跡”がしっかりと宿っているんです。
2脚を並べてみると、確かにLレッグのレイヤーが違いますね。


1940年代後半から1965年までは、脚部は4枚レイヤー仕様。
座面側面のふくらみ(凸型)も、それ以前のディテールを引き継いでいます。
でも実は、見分けるポイントは“塗装”。
40年代後半〜50年代の個体は塗料がまだ薄く、その分、経年変化でぐっと深く焼けて飴色に育っていくのが特徴なんだとか。


一方で60年代に入ると塗料の質が向上し、塗膜もやや厚めに。
そのため、白っぽさを比較的きれいに保った個体が多いそうです。
実際に2脚を並べてみると、その違いは一目瞭然。
同じモデルでも、年代によってここまで色味が変わるのかと驚かされます。
ヴィンテージの面白さは、まさにこういう“時代のニュアンス”にありますね。

迫力のある佇まいと、アアルトならではのアイコニックなデザイン。
2脚揃うことで生まれるリズムや奥行きは、空間のムードをぐっと引き上げてくれます。
それぞれがしっかりとした個性とストーリーを持つ、コレクション性の高いプロダクトです。
同じモデルでありながら、宿している時間の重みや色合いはまったく異なるもの。
だからこそ並べたときに生まれる対比や調和は、ビンテージならではの醍醐味といえるでしょう。
プリミティブな美しさ。そして、時代を重ねたビンテージならではの力強さ。
それぞれ違った魅力を持ったコレクタブルピース。
ただ“使う”だけでなく、眺め、触れ、経年の美しさを感じる。
そんな豊かな時間ごと、ぜひその手で味わってみてください。











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