HIDA
SEOTO-EX Arm Chair
最近、特に何か運動したわけでもないのに、帰宅するとすぐ床に横になってしまいます。地味に心地いいんです。無になれる感じが。なんて。
そんな風にダラダラしてしまうのもあまり良くないと思うので、とりあえず一旦座ろう、と思える椅子を探しています。前にも同じような話をした気がしますが、いつになったらお気に入りの椅子が見つかることやら。
部屋にダイニングチェアとラウンジチェアをそれぞれ置けたら良いなと思うものの、日本の限られた住空間ではなかなか難しいもの。
ならば、ダイニングでもラウンジでも使えるくらい、座り心地の良い椅子を探せばいいじゃないか!
そんな感じで本日は、ゆったりとした座り心地が魅力の、国産家具のアームチェアをご紹介いたします。
一脚で、食事もくつろぎも


本日ご紹介させていただくのは、熟練の技術が宿る日本の老舗木工家具メーカー「飛騨産業 HIDA」より、「セオト / SEOTO-EX アームチェア」。
1920年創業。日本屈指の家具産地として知られる岐阜県・飛騨高山に拠点を構え、「日本で初めて椅子の製造を手掛けたメーカー」としても知られる飛騨産業。
創業100年を超える長い歴史の中で培われてきた木工技術は、時代とともに暮らし方が変化しても、変わらない魅力を感じさせてくれます。

デザインを手掛けたのは、幅広い分野で作品を生み出し、数多くの賞を受賞している日本人デザイナー、川上元美(かわかみ もとみ)氏。
東京藝術大学大学院を修了後、イタリアの名建築家アンジェロ・マンジャロッティの事務所に3年間勤務。その後、自身のデザイン事務所を設立しています。
日本のプロダクトデザインを支えてきた中心人物の一人で、アルフレックスや飛騨産業、日進木工など、さまざまなメーカーから作品を発表。
そんな川上元美氏と、飛騨高山の伝統技術を受け継ぐ飛騨産業によって生み出されたSEOTO-EXは、2011年に発表され、グッドデザイン賞を受賞。発表から10年以上が経った今でも支持され続けている、ロングセラーの一脚です。


そんなSEOTO-EXは、身体への負担を抑え、快適な座り心地を追求してつくられたアームチェア。
削り出された木製フレームは、細部まで滑らかに仕上げられ、無垢材ならではの美しい木肌を存分に楽しむことができます。
背もたれの裏側には、さりげなく手掛けの掘り込みが施されており、椅子を引く際にも手を掛けやすく、日常的な使い勝手にも配慮されています。


そして、SEOTO-EXを語る上で外せないのが、その座り心地。
背もたれは、縦と横の両方向に曲線を描いた3次元形状。身体のラインに沿うように設計されており、背中を預けることで自然な姿勢を保ちやすくなっています。
座面も単に平らなクッションではなく、後方に向かってゆるやかにせり上がる形状に。お尻から腰まわりを包み込むように支えてくれるため、深く腰掛けたときに安定感があります。
椅子って、つい浅めに腰掛けてゆったり座ってしまいがちですが、SEOTO-EXは深く腰掛け、背もたれにしっかり身体を預けることで、その良さをより感じられる椅子です。


背もたれと座面には、厚みのあるクッションを採用。
しっかりとした弾力のあるクッションと、身体を支えるシート形状が組み合わさることで、やさしく身体を受け止めてくれます。
毎日いろいろな椅子に座っていますが、「久しぶりに心地良い椅子だな」と、思わず驚いてしまうほどの座り心地でした。
今回のウォールナット材は、深みのあるブラウンが落ち着いた雰囲気を演出。そこに上品でモダンなファブリックを合わせることで、木の温もりと洗練された印象を併せ持つ一脚に仕上がっています。

シンプルで普遍的なデザインの中に、細かな工夫とこだわりが散りばめられたSEOTO-EX。
美しい木製フレームと身体を包み込むような座り心地を備えたこの椅子なら、食事の時間だけでなく、本を読んだり、ゆっくりお茶を飲んだりと、日常のさまざまな場面で活躍してくれそうです。
ダイニングチェアとしてしっかり使いながら、ラウンジチェアのようにゆったりくつろぐ。
そんな「一脚で二役」を叶えてくれるところも、SEOTO-EXの魅力なのかもしれません。































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