秋田木工
No.48 コートスタンド
いよいよ温かいコートの欠かせない季節になってしまいました。
今回はそんな季節の到来に合わせて、とってもタイムリーなアイテム、しかもとびきり雰囲気の良い『コートスタンド』が入荷してくれましたので紹介致します。
冬が好きになる
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古い海外の映画なんかでよく見る、冬に家に帰ってバサッと上着を掛けるシーン。家具好きでもそうでなくても一度は憧れた事があるのではないでしょうか。
かくいう私も憧れはありますが、コートハンガーという物を買った事がありません。出発、帰宅の度に上着を奥の部屋から出したり持って行ったり。これを玄関に掛けておけたらさぞ便利だろうな~といつも思います。
今回のコートスタンドを手掛けたのは"秋田木工"。曲木の老舗ならではの繊細な曲線をお楽しみ頂ける1点です。
数々の著名なデザイナーとのコラボを実現してきた秋田木工ですが、こちらのアイテムはかの剣持勇により1969年にデザインされました。
ハンガー部分に寄ってみましょう。まるで花びらが開く一瞬を切り取ったかのような、躍動感のある曲線が見て取れるかと思います。
ここにハンガーを使って服を掛けても、またフードや襟を無造作に掛けておくだけでも絵になりますよ。なんだかコートを掛ける自分の動作まで気取ってしまいそうな、上品で洒落た佇まいです。
現在はIDC大塚家具で取り扱いのある本アイテムですが、今回入荷してくれたのは秋田木工より発売されていたものと思われるビンテージ品。程よく枯れた木肌とやや赤みを帯びたブラウンカラーが味わい深く、日常のさりげない一瞬を古い海外映画のように演出してくれます。
ベース部分はΦ50cmと大き目。重さもしっかりある為かなり安定感があります!「ばさっ!」とコートを掛けたい派の人には嬉しいポイント。
また、ポール部分は中程で簡単に分割が可能な為、長いポールスタンドをそのまま運ぶ大変さもありません。
以上、冬が好きな方はもっと冬を好きに、冬が好きじゃない方はちょっと好きになる、かも。そんなコートスタンドの紹介でした。
お洒落が楽しい冬。お気に入りのアウターを掛けておく家具にもこだわってみるのはいかがでしょうか?