古き良き佇まい
「レトロ」
この言葉を聞くとどこか懐かしくて、なんだか温かい気持ちになります。
この誰もが耳にしたことがあるレトロは、懐古的の意の
「レトロスペクティブ
」から来ているんだそう。簡単に言うと、古き良きものを好むといった感じでしょうか。
本日はそんなレトロの魅力溢れるプロダクト達をご紹介致します。
Pick up items
それでは現在下北沢店で販売しているレトロアイテム8連発いってみましょう。
それぞれ用途や特徴、個性が異なる為お好みのレトロを是非見つけてみてはいかがでしょうか。
Japan Vintage teak center table
トップバッターは素材の風合いが魅力的なジャパンビンテージのセンターテーブル。
天板が6角形いわゆる「ヘキサゴン」の形になっている中々見かけない逸品です。
日本の古き良きレトロを感じさせながらも、北欧デザインを彷彿とさせるㇵの字に広がった脚部。
メーカーの特定には至りませんでしたが、アノニマスな魅力を持ったレトロなセンターテーブルです。
Japan Vintage "HIBACHI"
お次は昭和30年頃まで日本の暖房器具として使われていた「関東長火鉢 」のご紹介です。
これは言わずもがなレトロじゃないでしょうか。パッと見では使い方が分かりませんよね。
備長炭や炭を使い、暖を取ったり、料理をしたりと、色々な活用方法があります。
便利なモノで溢れる現代、あえてレトロを選ぶのも粋ですよね。
HIDA CASCADA vintage
続いて1920年に岐阜・高山にて創業した国内屈指の老舗木工家具メーカー”飛騨産業 HIDA”より、1970年代に流行したサロンスタイルに合わせて作られた「カスケードチェア」のご紹介です。
抜け感のあるスポークバックに、鮮やかな赤が映える一脚。
なんと座面高は33cmとかなり低めの設計になっており、ラウンジチェアの様にゆったりとお使い頂けます。
ダイニングテーブルよりも天板高が低いコーヒーテーブルなんかと非常に相性の良いレトロチェア、探すと意外に見つからないものです。
Akimoku round mirror
お次は、日本屈指の曲木加工技術を持つ1910年創業の老舗家具メーカー" 秋田木工 "より、日本のインテリアデザインの草創期を築いたパイオニア柳宗理氏が手掛けたラウンドミラーです。
上質な長尺ブナ材を蒸煮し、鉄型に沿わせ成型する「曲木」によって作り出される継ぎ目の無い美しいカーブが特徴。
飾っておくだけで画になるミラー、壁に付けるだけなのでスペースを取らずにお部屋の雰囲気をグンと上げてくれます。
TENDO Antler
続いて山形県天童市に本社を構える日本を代表する家具メーカー天童木工より、坂倉準三建築研究所が1966年にデザインを手掛けたアームチェア「アントラー Antler」のご紹介です。
鹿の角(アントラー)のように枝分かれしたフレームデザインが印象的。成形合板に無垢材を組み合わせる「コマ入れ成形」を取り入れ、天童木工の高度な技術が伺える一脚です。
経年により深みを纏ったチーク材の木肌が美しく、背座一体に張られたオフホワイトのPVCレザーは上品な雰囲気を演出しています。
古くからデザインされた天童木工のレトロな名作チェアです。
TENDO Plywood "ZAISU"
続いてご紹介させて頂くのも天童木工の名作。同社が得意とする曲木加工の技術を活かして1963年に誕生し、グッドデザインやロングライフデザイン賞などの受賞歴もある座椅子。
こちらは杢目が美しい希少なローズウッド材を使用したビンテージ品。背もたれは身体に合わせ適度にしなり快適な座り心地、座面や背もたれにはお好みのクッション等を置いてお使い頂くのがオススメです。
また軽量なので、女性やお子様でも持ち運びが楽々。
上品な見た目から和洋問わず馴染めますが、個人的に座椅子はやっぱり畳の上で使いたいなーって思いますね。
karimoku60 K Chair MINI
お次は日本を代表する愛知県の老舗家具メーカー karimoku(カリモク)より、1962年に初めての自社製品として開発された同社の名作「Kチェア」の”ミニ”バージョンのご紹介です。
小さなお子様やワンちゃん等ペットの特等席なんかにもどうでしょうか。
また木工や塗装、シートの縫製までオリジナルのKチェアと全く同じ工程で作られています。
まさにレトロ筆頭とも言えるKチェアを可愛らしいサイズでお迎えできるチャンスです。
karimoku60 Living Table
いよいよ最後になりましたが、ラストもカリモクです。同社の代表作Kチェアに合わせて作られた「リビングテーブル」のご紹介です。
デコラトップの美しい天板はメラミン化粧板となっており耐水性に優れている為、お水をこぼしても染みになることも無く、お掃除が簡単に行なえます。
天板下には収納棚が備わり、テーブル周りの小物の収納に最適。
幅90cmとソファ前にちょうど良いサイズ感。センターテーブルとしてお部屋の真ん中からレトロの風吹かせて行きましょう。
良いなと思ったアイテムはありましたか?本日ご紹介させて頂いたアイテムは全て下北沢店にて展示・販売しておりますので、是非実際に見て触れて、そのレトロを体感してみてはどうでしょうか。