北欧らしさ
「北欧」と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
白くて丸っこいあの有名なキャラクターであったり、世界的に有名な総合インテリアショップであったり、豊かな自然や冬の雪景色であったり、人それぞれ思い浮かべるものは様々だと思います。
ですがやはりImptionのブログを読んでくださってる方は、「北欧」と聞けば「家具」と思う方が殆どだと思います。
さて、本日お届けするブログは、そんなImptionでも多く取り扱う「北欧家具」特集!経堂店にいる北欧家具たちを厳選してご紹介させていただきます!
PICK UP Scandinavia Furniture
経堂店の沢山の北欧家具の中から、今回は木材の表情が美しいものを選出。
大型のキャビネット、コーヒーテーブル、ダイニングチェア2脚をご紹介します。
Koefored Hornslet
LIZ Dining Chair
最初にご紹介させていただくのは、デンマークの家具工房“コフォードホーンスレット koefoed hornslet”より“LIZ (LIS) |リズ”ダイニングチェア。
手掛けたのは創業者の息子でデザイナーの“ニールス・コフォード Neals Koefoed”。
リズという商品名、実はニールス自身の娘の名前からとったものであり、3人の娘の名前から冠した3部作「Eva・Ingrid・Liz」の中の1脚です。
ローズウッド材特有の濃淡のハッキリとした杢目と赤みがかった深いブラウンが美しく、ダークグレーのファブリックがマッチし、落ち着きあるダイニングシーンを演出。
流れるようなラインを描くフレームや脚部の貫の一本から丁寧な手仕事が伺うことができる、家族愛に溢れた逸品です。
J.L. Mollers Mobelfabrik
Model No.80 Chair
こちらは1944年創業、デンマークデザインの象徴として国内外から愛される“J.L.モラーモーベルファブリック J.L. Mollers Mobelfabrik”より「Model No.80」。
同社の創業者でもありデザイナーでもある、“ニールス・O・モラー Niels Otto Moller”が1968年にデザインしたこのチェア。
丁寧にエッジが削られた厚みのある滑らかなフレームラインは、思わずずっと撫でていたくなる触り心地です。
レトロな雰囲気溢れるマスタードカラーのファブリックはイギリス・Jane Churchill(ジェーンチャーチル)生地が採用され、飴色のチーク材と相まって温かく柔らかな雰囲気を演出。
肌触りの柔らかいファブリックと広めのシートによる座り心地は、寛ぎの食卓にぴったり。北欧らしい上品でノスタルジックな風合いを纏った逸品です。
Denmark Vintage
TeakWood coffee Table
3つ目は北欧らしい温かみあるデザインのデンマークビンテージのコーヒーテーブル。
一見、よく見かける横長のコーヒーテーブルですが、長辺の両側から伸長天板を引き出すことができ、奥行きを3段階に調節することができる優れもの。
直線を基調にしながらも緩やかな曲線を描く天板のラインが柔和な雰囲気を演出します。
天板下には真鍮製のバーが渡り、雑誌や新聞等を置くのに丁度良い収納棚が付属。
洋室だけでなく和の雰囲気にも合わせやすく、様々なインテリアやシーンに馴染み、経年で深みが増したチーク材の飴色が空間を温かな雰囲気で包み込みます。
木材×真鍮という異素材のコントラストと、スタイリッシュなミッドセンチュリーの佇まいが魅力的な一台です。
Bornholms Mobelfabrik
Unit-type glass cabinet
最後にご紹介させて頂くのは、デンマークのボーンホルム島に工房を構える、“ボーンホルムス・モーベルファブリック Bornholms Mobelfabrik”よりユニット式のガラスキャビネット。
工房のチーフデザイナーを務めた“ヨハネス・ソース Johannes Sorth”がデザインを手掛け、上段はガラス扉収納、中段はオープンシェルフ、下段は木製扉収納と3つの収納で構成されています。
3つに分かれることにより用途や設置場所を限定せず、重ねて1つの大型収納としては勿論、2つ重ねて低めの収納家具として、3つ別々に収納して使用するなどフレキシブルにお使いいただけます。
全体的に惜しみなく使われたローズウッドの風合いが、上品で高級感のある雰囲気を演出。
シンプルで使い勝手の良い実用性と、北欧らしい温かみのある佇まいを同時に味わうことができる魅力に溢れたキャビネットです。
おわりに
職人による丁寧な手仕事と、高い木工技術を思わせるディティールの完成度は素晴らしく、使う毎に北欧家具の魅力を再確認させてれる逸品たち。
拘りが詰まった北欧の名品たち、是非この機会に迎えてみてはいかがでしょうか。