不二家
昭和レトロ ペコちゃん人形
「あ!ペコちゃん!」
町中で、何度も耳にしたことがあります。そしてこちら経堂店でも。
いつの時代も人々を惹きつけるペコちゃん。
今日はそんな彼女のお話を少々。
日本を代表する看板娘
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ペコちゃんは言わずとしれた不二家のマスコットキャラクターですが、初代の店頭ペコちゃんは紙の張り子で作られていました。
愛嬌のある顔とゆらゆらゆれる頭がかわいく、当時から大変人気で、時にはさらわれたり(!)もしたそうです。
また屋外というハードな環境にいた為、傷んだ顔の部分の紙を張り替える修理が頻繁に行われ、そのたびに少しずつ顔が変わっていたようです。
変化していく顔も魅力の一つだったのかもしれません。。
ペコちゃんの変化、進化はさらに進みます。
1950年代後半頃から、店頭ペコちゃんは紙からビニールやプラスチックに変わっていきました。
そして50年代~70年代はペコちゃんの特徴のポイントは抑えつつも、描き方に特に決まりがなく年齢も決まっていなかったため、ベビーバージョンもあったそうです。
ついに1980年代、不二家社内で「ペコマニュアル」が出来、基本となるペコちゃんの表情やポーズなどが決められました。
1981年頃のキャラクターブームで再注目され、90年代後半では食玩ブームのさきがけにもなり、
1998年には、ペコちゃんとポコちゃんが立体商標登録第1号(菓子)に認定されました。
なんと、特許庁が立体商標として日本で最初に認めた5つのキャラクターのうち2つがペコちゃんとポコちゃんだそうです!
偉大な功績を残されていました。
実は90年代にサスペンダースカートに変更された基本コスチュームですが、2007年にマイナーチェンジ。
昔なつかしい赤のオーバーオール姿に復活しました。
いたずらっ子っぽい雰囲気もあるペコちゃんは、やっぱりオーバーオールが似合っているなと、個人的に思っています。
さて、こちら経堂店のペコちゃんは、懸賞当選品限定モデル。
そこはかとなく昭和の香りが漂うソフトビニール製で、ちょっぴりだぼっとしたオーバーオールがよく似合っています。
手と頭とあとなぜかリボンが動きます。手は180°、頭は360°動くので、色々なポージングが楽しめます。
身長は19cmあるのでなかなかの存在感。そしてかなりやんちゃだったと思われる洋服の汚れも、もはや愛くるしいです。
今や経堂店の隠れ看板娘になっているので、離れがたいですが、、
周りの空気も明るくしてくれるペコちゃん、お部屋の看板娘としていかがでしょうか?