岩谷堂箪笥
7杯 整理箪笥
江戸時代後期に岩手県の平泉を中心として派生した岩谷堂箪笥。古来より欅や漆に加え鉄の名産地でもあり、東北の独特の文化を花開かせた老舗となります。
欅材独特の木目に拭き漆塗り仕上げ、随所に南部鉄器の線彫による優雅な装飾は遥か時代を超えて現代に伝わる伝統工芸による家具となります。
実用の中にある雅
>>この商品の詳細を確認する
黄金の都平泉で育まれた伝統工芸、こちらは7杯の整理箪笥となります。欅の渦巻きのようにも見える木目に拭き漆仕上げによる艶があり、南部鉄器とのコントラストが優美に見せてくれます。

漆を塗って拭いてを繰り返し完成されていく拭き漆は、大変時間の掛かる作業を行い独特の風合いを醸し出しています。

南部鉄器による補強兼装飾はとても重厚で、繊細な線彫りにより凹凸。手で触れても角のない滑らかな紋様。

箪笥内は全て桐で作られており、通気性が良く湿気に強いことから、昔から箪笥に使われる木材。衣服や着物などの収納に最適です。

今回は7杯全て同サイズの引出しとなりますので、十分な収納力が備わっています。岩谷堂の精巧な箪笥造りと桐により、密閉性が高い為何も入れていない状態で1杯を開け閉めすると、下段が軽く押し出される程です。

岩谷堂箪笥は重厚な造り、装飾何処をとっても一級品であり古来から伝わる製法を遵守し生まれた家具。しっとりと“雅”を楽しませてくれる逸品です。
歳月により色合いが徐々に明るい色に変化し、欅の木目がより美しく浮かび上がる漆塗り、経年を楽しめる日本の家具となります。
