YAMAGUCHI
Vintage Kitchen wagon
使い込まれた風合いや、時代ならではの味わい深さが魅力のビンテージ家具。
ビンテージテイストやビンテージライクと呼ばれる家具も多く見かけますが、いつかは本物をお部屋に取り入れてみたい…!という憧れをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は70年代に造られたミッドセンチュリーな雰囲気が漂う、日本生まれのモダンなキッチンワゴンをご紹介します☻
時が流れても、変わらないもの
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こちらは、今でも多くのインテリアファンより支持される「剣持勇」によってデザインされたものになります。
渡辺力・柳宗理・長大作・水之江忠臣などと日本の初期のモダニズムデザインの時代を牽引し、「ジャパニーズ・モダン」の礎を築き上げてきたうちの一人。第二次世界大戦後、日本の工業・インテリアデザインの発展に多大な貢献をもたらし、日本のみならず世界的にも有名なデザイナーです。
製造を行ったのは、1931年創業の「 山口木材工芸 」。
図書館家具や内装工事、内装仕上業を生業とし、宮内庁新神殿、ホテルオークラ、帝国ホテル、東京天文台、東京大学、京都大学等、数多くの納入実績を誇る老舗家具メーカー。現在家具の製造は特注家具のみのようで、1970年代にデザイナーを起用し作られていた家具たちは、中古市場でも流通の少ない希少なアイテムとなっています!
え、剣持勇はキッチンワゴンも作っていたの?と思われる方も、中にはいらっしゃるかもしれません!
「剣持勇」と聞いて、ほとんどの方が思い浮かべるのは数々の名作チェアではないでしょうか。曲木の技術を活かした軽くて丈夫なスツール秋田木工の「No.202」、天童木工のカブトチェア、YMKのラタンチェア等々。
そんな彼の「らしさ」とも言える、プライウッドを使用しての珍しいキッチンワゴンのご紹介!ぜひ最後までお付き合いくださいませ⚘・。
もしかしたら、キッチンワゴンは使っていない...という方が多いかもしれませんが、スペースに限りがあるキッチン周りは冷蔵庫や食器棚などの比較的大きな家具に囲まれ、さらには調味料やキッチンツールなどの細々した物も多く、ごちゃごちゃしちゃいがち。
何とか物が収まるよう、且つ効率よく物の出し入れが出来るようにと工夫している方も多いと思いますが、そんなお悩みを解消してくれるのがキッチンワゴン!
調味料・食材のストックを収納したり、頻繁に使うキッチンツールやお皿、カトラリーを置いたりと、使い方は無限大∞
ワゴン自体、とても利便性の高いアイテムと言えるのではないでしょうか☻
高さも59cmと低めで、装飾も無くシンプルなデザイン。場所を取らず、どんなお部屋でもコンパクトに収まってくれそうです!
また、希少木材であるチーク材の成形合板で描かれる滑らかなカーブのフレームに、天板はブラック色のメラミン素材のものを使用。
暮らしに溶け込む赤みを帯びた温かみのあるブラウンにブラックがメリハリを与えてくれる組み合わせは、大人な空間を演出してくれます◎
上記以外にも、サイドテーブルや飾り棚、デスク周りの収納として、リビングや自室での使用はもちろん、ご自宅以外でもお店のディスプレイ用として使うのもオススメ。
50年以上経つビンテージ品でありながら、今お使いの家具にも馴染んでくれるモダンなデザインは、きっと時代が移り変わってもお家の中で活躍してくれるはずです✧˖°
いかがでしたか?
洗練されたディテールが美しいビンテージのキッチンワゴン。実用的でありながら作り手のこだわりを感じさせる逸品。
思い思いに、色んなお部屋、自分に合った使い方で愛用していただきたいアイテムのご紹介でした!