天童木工 Tendo Mシリーズ ビンテージ センターテーブル ローテーブル マットソンテーブル ブルーノ・マットソン Bruno Mathsson ~北欧と日本を繋いだ一台~

UPDATE: STAFF:MIYU
天童木工 Tendo Mシリーズ ビンテージ センターテーブル ローテーブル マットソンテーブル ブルーノ・マットソン Bruno Mathsson ~北欧と日本を繋いだ一台~

天童木工 Tendo Mシリーズ ビンテージ センターテーブル ローテーブル マットソンテーブル ブルーノ・マットソン Bruno Mathsson ~北欧と日本を繋いだ一台~

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Tendo
M Series Center Table

毎日の暮らしの中で、自然と人が集まる場所。
そんな空間をつくってくれる家具には、不思議な魅力があるように思います。
今回紹介するのは、天童木工の「Mシリーズ センターテーブル」。
見た目の美しさはもちろんですが、その形が生まれた背景を知ることで、さらに魅力が深まる一台です。

北欧と日本を繋いだ一台

1940年に山形県天童市で創業した天童木工は、日本を代表する家具メーカーのひとつ。
高い成形合板技術を活かしたものづくりで世界的にも知られています。
こちらのMシリーズを手掛けたのは、スウェーデンを代表するデザイナー、ブルーナ・マットソン。
北欧家具の名デザイナーである彼が、日本人の暮らしに合った家具を作りたいという思いを抱き、自ら天童木工を訪れたことから誕生したシリーズです。

当時の日本では、畳で過ごす文化や床に近い暮らしが一般的でした。
そこでマットソンは、北欧のデザインをそのまま日本へ持ち込むのではなく、日本人に体格や生活様式に合わせて一から設計したそうです。
その背景を知ってから改めてこのテーブルを見ると、畳への負担を考えて床との接地面を広くした脚の形や、親しみを感じるコンパクトなサイズ感など、一つひとつのデザインにきちんと理由がある事に気づかされます。

実際に触れてみてまず惹かれたのはイタヤカエデ材の天板でした。
光の当たり方によって杢目が柔らかく輝き、見る角度によって少しずつ表情が変わる様子は、思わず見入ってしまうほど。
ビーチ材の脚との組み合わせも上品で、異なる木材だからこそ生まれる表情の豊かさが、このテーブルの魅力をより引き立てているように感じます。

脚部は、やわらかな曲線を描くフォルムが印象的です。
成形合板ならではのしなやかさが感じられ、日本の暮らしに寄り添うための機能性が、そのまま美しいデザインにもなっています。
また、パーツ同士の組み方にもどこか愛らしさがあり、細かな部分まで眺めたくなるような魅力があります。

サイズは比較的コンパクトですが、横に二人並んでお茶を楽しむにはちょうど良く、奥行きが控えめな分、向かい合って座っても自然と距離が近くなり、会話も弾みそうです。
真ん中にフルーツやお菓子を入れたかごを置いて、みんなで手を伸ばしながら囲む光景が自然と浮かんできました。
また、本来の使い方とは少し異なりますが、お気に入りの植物を飾る台として取り入れてみるのも素敵だと思います。

一方で、和室で一人静かに正座をし、テーブルの中央に半紙を広げて筆を走らせるような時間も、このテーブルにはよく似合いそう。
中央に向かって座るからこそ、半紙のまわりに広がるイタヤカエデ材の美しい天板が自然と視界に入り、その上品な杢目や光沢が、静かな時間をより豊かなものにしてくれるように感じます。

北欧デザインの美しさと、日本の暮らしへの深い理解。
その二つが出会ったからこそ生まれたこの一台は、時代が変わった今でも私たちの暮らしに自然と寄り添ってくれます。
背景を知り、実際に触れてみることで、その魅力をより深く感じられるテーブルだと思いました。


天童木工 Tendo Mシリーズ ビンテージ センターテーブル ローテーブル マットソンテーブル ブルーノ・マットソン Bruno Mathsson ~北欧と日本を繋いだ一台~

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