TENDO
Pernilla-J
本日は、和洋の境界が静かに溶け合う、世界が焦がれた心の聖域" 天童木工 / TENDO "『 パーニラJ Pernilla-J ハイバックチェア(M-0562WB-NT) 』のご紹介♪
泡沫のシンクロニシティ

2020年、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミック。世界が大きく揺れ、家という場所が「心を守る聖域」となったあの時から、私たちは本能的に平穏を求めていたのかもしれません。
北欧のミニマリズムと日本の美意識が美しく溶け合うインテリアテイスト「ジャパンディ」。2017年頃から言葉自体は使われ始めていたものの、コロナ禍による在宅生活の変容が引き金となった新しい思想。おうち時間を極上の癒しへと変えるその遥かなる源流が、この一脚です。
この椅子の原型が登場したのは1974年。ジャパンディという言葉が世界中を席巻する46年も前のことです。
まだ誰もその未来を知らない時代にこの椅子を描いた北欧の巨匠は、まるで私たちが半世紀後に迎える、この深い休息の渇望を予知していたかのようです。

空間に一本の細い線を引いたかのような、成形合板が生み出す有機的な美しさ。畳を這うように滑らかな曲線を描く脚部は、そこを傷つけることなく、和の空間に優しく寄り添います。
身体を沈めると同時に、視線をそっと遮るように包み込むハイバックの背もたれが、デジタルに囲まれ強張った心身を重力から優しく解放し、まどろみへと誘います。
その極上の安らぎのなかで、やがて視線は部屋の佇まいへと向いていく──。

無駄を削ぎ落とした北欧のデザインと、日本の引き算の美学が共鳴する。遠い異国の美意識が、なぜか畳の部屋に驚くほど馴染む。井草がそっと息を吐き、ホワイトビーチの木肌がじんわりと熱を帯びていきます。
障子を透過する光の粒子と、畳の上に伸びる微かな影。そのあわいに、美しく有機的ないっぴゃくの曲線が浮かび上がります。

北欧の巨匠が遺した柔らかな曲線は、座る人の輪郭をそっと曖昧にし、畳の上の静寂と同調していく。光と影が織りなす、贅沢な余白の時間。
ただ座るだけで、心が凪いでいく。水面に落ちた一雫が、静かに波紋を広げていくように。この椅子がもたらす心地よさは、身体の中心からじわじわと五感へと染み渡っていきます。

畳の呼吸 木の温もり
北欧の技 和の静寂











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