Tendo
Butterfly Stool
日本を代表するデザイナー柳宗理。
彼のシグネチャー的なアイテムで、ジャパンデザインのアイコンと言っても過言ではない「天童木工のバタフライスツール」を紹介いたします。
ジャパンデザインの結晶

柳宗理は、戦後のアメリカで目の当たりにした、イームズの成型合板の技術に感銘を受け、天童木工との協働によって1956年に、このアイテムの製品化に至りました。
同形の二枚の成型合板が、蝶のように見えることからバタフライと名付けられました。

構造は、左右二枚の成型合板を真鍮の金具で止めてあるだけという至ってシンプルなものです。
これだけのパーツ数で人の体重を支えるということも、技術力の高さを証明します。

素材には高級家具に用いられることが多いローズウッドが使われております。
緻密な杢目と深い色味が特徴的です。
密度の高い木材の為、硬さを感じやすいが、曲線的なフォルムとの視覚的バランスが取れており、どんなインテリアとも相性抜群。

厚み7~8mmの成型合板の座面は端部に体重がかからないように設計されており、蝶のような繊細さを創り出しています。
製品化された当時の日本は、まだ畳の家庭が多く底面がフラットになっているタイプもありました。
こちらのように4点で支えるタイプを同時に設計していた柳宗理。現代の生活スタイル、建築を予想していたような先見の明に感嘆します。

コンパクトなサイズ感でスペースを要さず、インテリアにもう1席設けるのに最適です。
木の素材感や曲線を多用した有機的な要素を活かし、オブジェとしてもインテリアのアクセントとなる愉快なアイテムです。











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