TENDO
BUTTERFLY STOOL

本日は、日本屈指の曲木家具メーカー" 天童木工 / TENDO "より、その優れた曲木製造の技術力が随所に感じられる美しい曲線美が内包した、柳宗理の名作『 バタフライスツール 』のご紹介♪

日本のインテリア史に名を残す巨匠・柳宗理の傑作スツール

1940年に山形県天童市にて創業した日本屈指の家具メーカー”天童木工”。柳宗理のバタフライスツ―ルや剣持勇のカブトチェア等、日本のインテリア史に残る数々の名作を誕生させ、皇室や、政府機関、公共施設、帝国ホテルを始めとする一流ホテル等にも家具の納入実績を誇ります。

デザイナー・柳宗理の作品としてまず思い浮かべるこちらのスツールは、ニューヨーク近代美術館（MoMA）やルーブル美術館等、世界各地の名だたる美術館のコレクションとして収蔵され、日本のデザイナーが世界に認められた一例として、最も代表的な作品と言っても過言ではありません。

2枚の成型合板を組み合わせ、無垢材では実現不可能な曲線と薄さで完成させた蝶の様な形状。無駄のない洗練されたシルエットからは、椅子としての機能は勿論、お部屋の一角をエレガントに演出する彫刻的な美しさも感じられます。

人の体重をしなやかな強度により支えるプライウッド成型。レッグ部内側は1本の金属フレームで繋げられ安定感のある着座を実現しています。

その唯一無二の造形美から、お部屋の一角にディスプレイとして使われる事も多い歴史的名作。今回は幸運にも複数のお客様から同時期にお買取りをさせて頂き、珍しく複数点の在庫を集める事が出来ました。

先ずは、フローリングと溶け込み、コーディネートを容易にしてくれるのは明るいナチュラル色のメープル材モデル。無印良品を始めとする白木家具との空間コーディネートが容易で、気軽にデザイナーズアイテムを取り入れられる事でも人気を集めています。

それに対して、深みのあるダークブラウン色と美しい木目が高級感を漂わせているのは希少木材として名高いローズウッド材が使用されたモデル。

茶色や黒色はシルエットの変化をより感じられる色合いなので、バタフライスツールのフォルムを楽しみたい方にはローズウッドモデルが特にお勧めです。

今回の3脚のうち2脚は現行品、そしてクッションが付属するローズウッドの1脚はステッカーよりひと世代前のものと製造時期が異なります（3脚並びのうち、真ん中のものがそのひと世代前の1脚です）。あまり通常並べて比較する事は出来ませんが、経年変化による木部や真鍮パーツの色合いの差や木目の見え方の違いが見られ、時間経過による風合いの変化がより分かりやすく比べる事が出来ます。

時間経過の変化がたまらないというビンテージ好きは是非クッション付きのひと世代前のモデルを。・・・ともオススメする事も出来ますが、自分で時間をかけて変化を楽しんでいくのも◎かも？勿論、メープルモデルと合わせて3脚揃えてレイアウトすると圧巻です！

和洋問わず幅広いインテリアテイストに馴染み、軽量なので女性の方でも移動も容易。リビングや玄関、縁側でちょっと腰かけたい時にも、補助的な役割を果たしてくれます。

1956年にデザインされ60年以上の歳月を経た今日でも、決して色褪せない革新的な発想。親子で受け継いでいきたいロングユースデザインです！名作ゆえに即完売が予想されますので、是非この機会お見逃しなく。ご注文はお早めに♪