Tend
M-0562WB-NT by Bruno Mathsson
美意識。海外と日本では異なる点はあれど、どこかしら共通する部分があります。
特に北欧と日本は共通する部分が多く、シンプルなものを愛する点や自然と共生する点、余白や引き算の美学を大事にしている点が挙げられます。なんでも足していくことでは無く、無駄な物を削いでいくことによって生まれる美しさがそこには存在します。
日本と北欧の美学が生んだ美しさと快適性

1940年に山形県の天童市で創業した家具メーカー" 天童木工 / Tendo "。
成型合板を日本でいち早く実現化し、卓越した技術と丹下健三、剣持勇、柳宗理といった日本を代表する建築家やデザイナーを起用する事によって様々な名作を世に輩出。
家庭だけに留まらず皇室や国の機関にまで家具を納めてきており、多数のデザイン賞も受賞してきた日本を代表するブランドです。

そんな同社から販売されている「 M-0562WB-NT 」通称、マットソン ハイバックチェア。
このアイテムをデザインしたのはスウェーデン人デザイナー" ブルーノ・マットソン / Bruno Mathsson "。スウェーデン政府よりプロフェッサーの称号を受けた名デザイナーであり、天童木工が初めて手を組んだ外国人デザイナーでもあります。

そんなハイバックチェアの特徴はなんといってもこの美しい成形合板フレーム。抜け感があり薄くて軽やか。そして滑らかな曲線と直線が織り成すメリハリの効いたシルエットは、天童木工の高い技術だからこそ生み出せた代物。
脚部は畳の上でも使用できる様「床摺り」を採用し、滑らせた際にも床を傷付けにくくなっているのも特徴です。

マットソンの「イスは“sit on”ではなく“sit in”でなければならない」という哲学の基、座面には傾斜が設けられており、座った際に身体を自然と預けられる体勢に。背座一体となったクッションが頭からもも裏までしっかりと受け止め、非常に快適な座り心地を実現しています。
日本のブランドだけあって座った際のサイズ感も大き過ぎず、身体が綺麗に収まる高いフィット感も魅力的です。

ミッドセンチュリーテイストの空間や北欧テイストの空間と非常に相性の良いアイテム。シンプルなルックスかつナチュラルな色合いですので、幅広いお部屋に取り入れやすくなっています。ハイバックでありながら抜け感のあるフレームによって圧迫感も感じさせません。
個人的には和室に入れて白のメラミン天板のサイドテーブルなどと合わせて使いたいですね。

マットソンの美学と日本の美学の合致、そして天童木工の技術によって生まれた名作。
どれ1つ欠けても生まれることは無かった、運命の出会いによって誕生したチェアです。











美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて