内田デザイン研究所 UCHIDA DESIGN INC. フェブ FEB. アームチェア ファブリックシート 内田繁~静かに輝く一脚~

UPDATE: STAFF:しゅうじろう
内田デザイン研究所 UCHIDA DESIGN INC. フェブ FEB. アームチェア ファブリックシート 内田繁~静かに輝く一脚~

内田デザイン研究所 UCHIDA DESIGN INC. フェブ FEB. アームチェア ファブリックシート 内田繁~静かに輝く一脚~

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UCHIDA DESIGN INC.
FEB. Arm chair

建築やインテリアを手掛ける内田 繁氏による内田デザイン研究所 。その時代に合ったライフスタイルや空間に適応する家具やインテリアも手掛けているデザイン会社です。70年代からスタートし、時代を超えた名作が多く知る人ぞ知るコアな家具インテリアとなります。

静かに輝く

日本を代表するデザイナー、内田繁。
倉俣史朗と同じ時代に活躍し、日本のポストモダンデザインを代表する存在として知られています。
倉俣が幻想的で詩的な表現を得意としたのに対し、内田は構造や使いやすさを大切にしながら、人と空間の関係性を見つめ直すデザインを続けてきました。

今回紹介する「Feb(フェブ)アームチェア」は、そんな内田繁の考え方が、椅子という身近な形で表現された代表的な作品です。

Febアームチェアは、一見するととてもシンプルな椅子ですが、細部には内田繁ならではの考え方が詰まっています。
ただ座るための家具ではなく、空間の中で人がどのように過ごすかを意識してデザインされた一脚です。

無駄を削ぎ落としたフォルムは、置く場所を選ばず、それでいて空間全体を引き締める存在感を持っています。

スチール製のフレームは、直線を基調としながら、アーム部分にはやわらかな曲線が取り入れられています。
このカーブがあることで、工業的な素材でありながら、身体に自然に馴染むような印象に。

シンプルでありながら冷たくなりすぎない、この絶妙なバランスがFebチェアの大きな魅力です。

本品は、現在よく見られるパンチングメッシュ仕様ではなく、ファブリックを張り込んだ初期仕様のモデル。
布張りの背座がスチールフレームを際立たせ、より落ち着いた、彫刻のような佇まいを生み出しています。

後に登場したパンチングタイプに比べ、こちらはより内田繁の原点に近いデザインと言えるでしょう。流通量が少なく、ビンテージとしての価値が高い点も魅力です。

座ってみると、スチールフレームがしっかりと身体を支え、見た目以上に安定感があります。
アーム付きのためリラックスしやすく、ラウンジチェアとしてはもちろん、ワークチェアやダイニングチェアとしても使いやすい設計です。

どんな使い方でも、空間に程よい緊張感と落ち着きを与えてくれます。

Febアームチェアは、装飾を控えながらも、強い個性を感じられます。
張り込み仕様という希少性に加え、内田繁の考え方がしっかりと形になっている点も、このチェアの大きな魅力と言えるでしょう。

日常の中で使いながら、空間との関係を楽しめる。そんな静かな存在感を持った一脚です。


内田デザイン研究所 UCHIDA DESIGN INC. フェブ FEB. アームチェア ファブリックシート 内田繁~静かに輝く一脚~

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