vitra
Belleville Round Table
“黒”って、不思議な色だと思いませんか?
空間に少し入るだけで全体の印象を引き締めてくれたり、どこか静かな緊張感を生んでくれたり。
フォーマルさや洗練された印象を持ちながらも、芯のある強さや硬い意志のようなものまで感じさせる色でもあります。
だからこそ、インテリアの中に黒を取り入れると、ただ格好良くなるだけではなく、空間そのものの空気感まで少し変わる気がします。
今回紹介するVitraの『Belleville Round Table』もまさにそんな“黒の魅力”を感じさせてくれる一台です。
ブラックなのに、どこか可愛らしい

“Vitra/ヴィトラ”は1950年祖業のスイスを代表する老舗家具メーカー。
チャールズ&レイ・イームズによるシェルチェアをはじめ、世界的デザイナー達と数々の名作を生み出してきました。
そしてこちらの『Belleville/ベルヴィル』を手掛けたのは、フランスのデザインデュオRonan Bouroullec&Erwan Bouroullec。
兄弟ならではの柔らかい感性から生まれるデザインは、有機的でどこか親しみがあり、シンプルなのに記憶に残る存在感があります。
ベルヴィルシリーズも現在まで長く販売が続けられている、ヴィトラを代表するプロダクトのひとつです。

こちらは屋外使用にも対応したHPLソリッドコア材仕様のため、気負わず使いやすいのも魅力。
指紋が目立ちにくい特殊コーティングで仕上げられているため、このマットな質感を綺麗に楽しめます。
さらに未使用展示品のため、コンディションも非常に良好。
綺麗な状態のものをお探しの方にもおすすめしたい一台です。

このテーブル、個人的に一番好きなのが脚部のデザイン。
中央の支柱が、まるで4本の脚が合体したような形になっていて、どこか生き物っぽさがあるんです、
脚だけを見ると少し蜘蛛のようにも、ロボットの脚のようにも見えて、今にも動き出しそうな不思議な存在感があります。
でも全体でみると、有機的な丸みがあるからか、ガジュマルの木のような印象もあって。
格好良い黒のテーブルなのに、どこか愛着が湧く可愛らしさも感じさせてくれます。

黒家具と言うと、シックで落ち着いた空間に合わせるイメージが強いですが、このベルヴィルはカラフルなお部屋にもすごく相性が良さそうです。
カラフルな空間にこのテーブルがひとつ入るだけで、空間全体を黒がきゅっと引き締めてくれます。
ただ、フォルムの丸みや可愛らしさが、空間の可愛さや楽しげな雰囲気を受け止めてくれるので、強すぎない、ちょうどいいアクセントになってくれそうです。
インテリアを大人っぽくまとめることも、柔らかさや遊び心をしっかり活かすこともできる、バランス感の優れたテーブルです。

サイズ感としては、2人までならゆったり使いやすい印象。
中央脚なので椅子の位置も調整しやすく、ラウンドテーブルならではの自由さも魅力です。
お庭やバルコニーに置いて使うのも素敵だと思います。
朝にコーヒーを飲む時間も、夕方にぼんやり風に当たる時間も。
気付けば自然と、このテーブルの前に座りたくなってしまいそうです。































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