Verner Panton
Panton Chair
あぁ~背中が痛い…。店内のレイアウト替えようと思って、大きな家具を動かしていたらやっちゃいました。(笑)
まだ若いし明日には治るでしょ!なんて思いながらも、「こんなので痛めるなんて…情けないなぁ」とちょっと凹む気持ちもあって。
力尽きて真っ白に燃え尽きたあと、思わず座り込んだのがこの椅子でした。
パントンチェアの魔法

「隙あらばカッコつけたい」がモットーの私、ミズ。
力尽きてつい座り込んじゃうときでさえ、気づけばお洒落な椅子に吸い寄せられていました。
それがこちら。皆さんおなじみの “Panton Chair”。
ミッドセンチュリー期のスペースエイジデザインを代表するデザイナー、ヴェルナー・パントンが手がけた名作で、世界で初めてプラスチックを一体成形して作られたチェアとして誕生した、まさに家具史を変えたアイコン的存在です。

パントンチェアって、本当にいろんなカラーがあるんですが、今回入荷したのはマットな質感が心地いいディープブラックカラー。
真っ白に燃え尽きた私と、深いブラックのパントンチェア…きっとかなり美しいコントラストになっていたはず。(笑)
「黒って400色あんねん」なんて名言がありますが、その中でもこのディープブラックは光をスッと吸い込むようなモダンな佇まい。
光沢を抑えたマット仕上げだから、ブラックでも落ち着きがあって上品な雰囲気が漂います。
どんなテイストの部屋にもスッと馴染んでくれそうですね。

マットブラックの質感が、パントンチェアの魅力である曲線美をいっそう際立たせてくれます。
後ろへすっと流れる脚が、座面でゆるやかに折り返し、そのまま背もたれへと伸びていく——この滑らかで自然なライン、本当に惚れ惚れします。
光沢がないぶん、光の当たる部分と影になる部分がくっきり浮かび上がり、シルエットをより美しく強調してくれるんですよね。
シンプルなのに存在感があって、思わず見とれてしまうほど美しい。

このブログを書きだすまでずっと座って燃え尽きてたんですけど、気づいたらなんだか身体がラクになってきていて…。「あれ?結構回復してきた?」みたいな。(笑)
ほんとパントンチェア、座り心地いいんですよ。
背もたれがほどよくしなるから、自分の身体にしっくりくる角度を自然と見つけられるんです。
背もたれまでの曲線もそのまま身体にフィットしてくれるので、気持ちよくゆったりと座っていられるんですよね。
見た目も座り心地もいいなんて、ちょっとずるい椅子です。

ミッドセンチュリーやスペースエイジ、モダンテイストまで、素材感を活かしながらどんな空間にもすっと馴染んでくれるパントンチェア。
その流れるような立体曲線は身体をやさしく受け止め、存在自体がインテリアのアクセントになる名作です。
そっと置くだけで部屋がグッと洗練されるのも魅力。
スペースエイジデザインの象徴を、お家に迎えてみるのも素敵ですよ。











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