Vitra
Coconut Chair by George Nelson
数々の名作を生みだしたジョージ・ネルソン George Nelson。かのプラットフォームベンチから始まり、ネルソンクロックやマッシュルームソファ、バブルランプなど枚挙に暇がないデザイナーです。中でも異彩を放つのが今回ご紹介させていただくVitra社製のココナッツチェア。
その名の通り、木の実のココナッツからインスパイアされたデザインチェアです。世界中のミュージアムに置かれている事からも、そのハイセンスとキャッチーなデザインが魅力的なプロダクトとなります。
元々は快適性と自由な動きやすさからデザインされたチェア
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現在でも多くのファンを持つジョージ・ネルソン氏。直感的な感性を刺激するデザインやユニークで可愛らしいデザイン、様々な要素を取り入れながら独特の感性で多くの作品を残したデザインの巨匠です。
単なるラウンジチェアの域を突出したココナッツチェアは、1956年に発表されました。
従来の家具デザインの風潮を一変させるプロダクト。
今回は、2006年まで日本国内での正規販売店を担っていたVitra社製の正規品が入荷いたしました。
快適性と座りながらの自由度は、確かに圧倒的です。少し腰かけるだけでも、ゆったり座っても座る喜びが感じられるココナッツチェア。
バックレストにあたる部分が少しだけ長く設計され、快適性に拍車をかけています。両サイドの角はアームのような役割もなしています。ウレタンクッションのほど良い厚みと特殊なレザーがとても心地良いクッション性です。
それをささえるクロームのベースは太さに強弱をつけた非常に繊細な3レッグデザイン。
ココナッツの殻からイメージしたといわれる有機的なシェルの曲線、3つの角を持つ特異性、意外と感じるほど快適な座り心地。
ラウンジチェアという枠を超えたラウンジチェア。発表当時のオットマンを挟んで2脚が対面している広告画像は、現代でも十分にインパクトのある写真です。ジョージ・ネルソンの考えるデザインの一端が垣間見える作品となります。