ROLFBENZ
Dining Chair 650
当たり前ではありますが、世の中にある椅子は様々な素材で作られています。
木材であったりスチールであったり、、、。
素材にはそれぞれの良さがあり、上手く使わなければ良さを消してしまうこともあります。
今回は、良さを殺さず尚且つ複数の素材を組み合わせることで、一脚の美しいチェアに昇華した一品が入荷いたしました。
昇華されたデザイン
今回ご紹介するのは、世界を魅了するドイツの名門ロルフベンツより、二つの重なり合う手をイメージして作られた"650 ダイニングチェア"です。
デザインを手掛けたのは、デザイナーデュオのClaudia KleineとJörg Kürschnerが立ち上げたドイツを代表するデザイン事務所"Formstelle"。
素材や製品に繊細かつ具体的に取り組むことで革新的な物を生み出しているチームです。
独創的な異素材の組み合わせが、唯一無二のルックスに仕立て上げています。
成形合板(プライウッド)による美しい形状のウッドシェルはウォールナット材を使用しており、美しい杢目と深い色味が特徴的です。
背・座の間には穴の開いた空間を設けており、開放感のある軽やかな印象のチェア。また、背・座のプライウッドの繋ぎ目が重なり合った、秀逸なデザインが目を惹きます。
身体のラインに沿ってフィットする滑らかな曲線を描いており、快適な座り心地をもたらします。
さらにキルティングクッションも相まって、長時間の着座もストレス無く寛いでいただけるアイテムです。
クッションカバーは上品な色味で、ウォールナット材の持つ温かみと上手く調和しております。
マジックテープで固定されているので、外してドライクリーニングができる便利な仕様。地味に嬉しいありがたい仕様ですね...。
スチール、ウォールナットそしてファブリックという3種類の異素材によるメリハリが表情を生み、シックで大人びた空間演出を可能にしてくれます。昇華とはまさにこのことですね。
デザインとしても空間によく映え、更に見る者座る者の心を魅了する美しいチェアです。