Robert Slezak
Plywood × Steel Pipe Frame Armchair
長年鑑賞しても飽きない物があるとしたら皆さんは何を思い浮かべますか。飽きないものがあるとしたらそれは洗練された家具だと思いませんか。
そんな今回は鑑賞しながらお酒が進んでしまうようなチェアの紹介です。
機能の美しさ

スチールパイプのフレーム、プライウッドで出来た背もたれ,座面と肘掛け。プライウッドとは、薄くスライスしたベニヤを接着剤で重ね合わせた合板の事です。
線も細く全体的にシュッとしたデザインは無駄な要素を削ぎ落した機能美の現れだと感じ取ることが出来ます。

こちらはバウハウスデザインにしては珍しく、カンチレバータイプではなく脚部のパイプフレームが内側に入り込み接合されたタイプ。バウハウスデザインの良さを生かしつつ、個性も併せ持った一脚となっています。
バウハウスデザインはシンプルで機能的なデザイン、幾何学的な形状、ガラス,スチール,合板など当時の新しい素材を活用したデザインが特徴です。

ロバート・スレザックは金属工房を設立し、金属製の椅子を製作していました。また1931年には、マルト・スタムの名作K10など、バウハウスの鋼管家具の生産を開始しました。
似ているデザインにマルト・スタムの「S43 アームチェア」があり、バウハウスデザインに大きく影響を受けている事が感じ取れます。

機能的で洗練されたデザインは、飽きることなく私達の目を楽しませてくれること間違いなし。中古市場でもなかなかお目にかかれないので、コレクションの中でも自慢の一品になるのではないでしょうか。バウハウスコレクターの方や家具コレクターの方には必見の一脚となっています。
座面が弱っている為、基本的にはコレクターズアイテムとしてお楽しみください。

是非その目で機能美の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。































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