LANE
PERCEPTION Night Table
"ビンテージ家具"というと何だかとても敷居の高いものに聞こえます。
インテリアに興味を持ったばかりの方なんかは特に、「自分にはまだ早いかも」と感じられるのではないでしょうか。
ところがどっこい、意外にもビンテージの世界は広く、今すぐにでもお部屋に取り入れられそうなものも沢山あるんです。
ステップアップに最適なビンテージ
今回ご紹介する"レーン LANE"は、アメリカのミッドセンチュリー期に絶大な人気を誇った超定番ブランドです。
王道のアーリーアメリカンから、明らかに北欧を意識したであろうシリーズまで、スタイルの異なる豊富なラインナップが魅力のレーンの家具。
新たに入荷したこちらは、シンプルながら雰囲気抜群の『パーセプション PERCEPTION』シリーズのナイトテーブルです。
ドロワーが1杯と、その下にはオープンスペースを設けた小ぶりなサイドテーブル。こういうのって一台あると何かと重宝するんですよね。
テーブルランプを置いてベッドサイドに、リビングで観葉植物やレコードプレイヤーの台に、玄関でお出かけ用グッズを仕舞っておいたりと、オールラウンダーな仕事っぷりを見せてくれます。
主材となるのは落ち着いたトーンが魅力のウォールナット材。USビンテージの定番マテリアルの一つです。
堅く丈夫なので家具の素材としては申し分なく、既に結構古いお品物ですが、これからもまだまだ使っていけそうな逞しさが感じられます。
天板に立体的な杢目が表れていてかっこいい個体ですね。あえて上に何も置かないのもアリだと思います。
「既に結構古い」と言いましたが、レーンの家具は年式どころか作られた日付まで分かってしまうのです。
裏面のシリアルを逆から読むと「11日4月1960年」となります。もう64年も前の製造なんですね。
シリアルナンバー(個体識別番号)の概念を全く無視したラフさに腰が砕ける思いですが、大陸的なおおらかさが感じられて私は好きです。素直に日付を入れるのではダメだったのでしょうか。
手ごろなサイズ感でワンルームにも迎え入れやすいレーンのナイトテーブル。
いかにもビンテージです!といった圧がないので、他にビンテージアイテムが無くても浮いたりせず、さらっと取り入れていただけそうです。
ここからビンテージの深い沼にハマってみてはいかがでしょうか?